西荻窪「でじま」へ行く。
長年、西荻窪の人々に愛され続けている長崎ちゃんぽんと皿うどんの老舗町中華「でじま」で食事。
以前、西荻窪に13年住んでいて、その時からずっと存在は知っていた。
ある時、私が仲良くしている西荻窪のイタリアンのシェフから「でじまさん美味しくて、よく行くよ」という話になり、忘却の彼方から急に「でじま」さんのことを鮮明に思い出し、10年近い時を経て、遅ればせながらお邪魔させてもらった。
結論から言うと、どの料理も、ものすごく美味しかった。
西荻に住んでいた時の私に「なぜ行かなかったんだー!」と激オコしたいくらい、お邪魔していなかったことを後悔した。
そして、一瞬でファンになった。
特に、カツ丼(900円)。
素晴らしかった。ここ最近食べたカツ丼のNo.1だった。
見た目もさることながら、味のバランスがものすごくいい。カツもサクサク感が残りつつ、薄すぎず濃すぎない汁でちゃんと卵とじされている。
かつて、西荻窪には日本のカツ丼のお手本のような見た目も味も素晴らしいカツ丼を出してくれた伝説の町中華「坂本屋」さんというお店があり、大将も年を取り、後半は週の数日しか営業してなかったが、その営業日には雨の日でも大行列が出来ていた。
数年前に惜しまれながら閉店をしてしまったのだが、ああ、こんな身近なところに美味しいカツ丼があったじゃないか。
美味しいカツ丼にまた出逢えて、本当に嬉しい。
西荻窪、そして、「でじま」さんありがとう。
続いて、名物の「特製ちゃんぽん」(930円)と、Bセット(320円)と、餃子(480円)も注文。
Bセットは、全ての単品料理にたった+320円で半チャーハンとから揚げがセットになるという超お得なサービス。
名物の長崎ちゃんぽんは、「ちゃんぽん」(730円)と、「特製ちゃんぽん」(930円)の2種があり、海老などの具材の違いがある。
今回は「特製ちゃんぽん」を注文したのだが、しっかりと旨味を感じつつも、濃すぎず、薄すぎず、意外とあっさりといただける食べやすいちゃんぽんだった。
自家製麺(?)も美味しく、スープともよく合ってて、野菜炒めも具だくさんで美味しい。
ちゃんぽんは野菜たっぷりの具と豚骨スープを楽しむものだと思っているので、ものすごく好みのちゃんぽんだった。
私はちゃんぽん好きなのだが、東京ではなかなかお店がなくて、こんな美味しいちゃんぽんが手軽に東京で食べれるのはありがたい!
半チャーハンも濃すぎず、薄すぎず、すごくいいバランスの美味しい町中華チャーハン。
町中華の胡椒たっぷりの食べ疲れするようなチャーハンは苦手なので、こんな優しいチャーハンが町中華で出てくるのは感動的。しかも、Bセットとして320円で付いてくるなんて(涙)。
餃子とから揚げはややニンニク強めではあるが、しっかり作られてて、これもお値段以上の価値がある。
秘密にしておきたいお店というのはこういうお店のことを言うのかもしれない。
こういう出会いや発見が楽しくて、メシクエストがやめられない。
■「でじま」
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by meshi-quest
| 2025-02-24 08:07
| 西荻窪