東高円寺「鮨かづとよ」へ行く。
懇意にさせていただいている住所非公開&完全予約制の隠れ家鮨「鮨かづとよ」でディナー。
マンションの1室でやられており、カウンターのみの4席(最大6席だが通常は4席まで)で、まるで鮨屋さんを大将ごと貸切をさせてもらったかのようなプライベート感溢れる店内で上質なお鮨をいただくことができる。
まずは、豊後水道の関あじから。
関あじ・関さばは高級魚の代名詞となったが、実際はそんなに数が獲れないのに、一時期、普通の居酒屋さんでも安い値段で関あじ・関さばを謳うようになり、偽装も発覚し、問題になった。それ以降、ちゃんとしたお店では関あじ・関さばの証明を見せるようになった。
春野菜の炭火焼き。ソースは縮みほうれん草のソース。
「鮨かづとよ」名物のチーズの茶碗蒸しは、この日はホタルイカ入り。
静岡の天然本鮪のとろと、14日熟成のヒラメは醤油ではなく甘酢で。
海老そぼろを乗せた千葉のコハダと、茨城のサワラの粕漬け。
粕漬けに使っている酒粕はただの粕漬けではなく、大将が発酵させて酒粕を手作りしている。なので、とてもまろやかで。きっと酒粕苦手な人も美味しく食べれると思う。
結構色んなお鮨屋さんに行ってるが、お鮨屋さんで魚に使う酒粕を手作りしているお店は知る限りここ「鮨かづとよ」さんくらいかな。
昆布締めの千葉のサヨリと、炙り棒寿司にした北海道のニシン。
黄身おぼろを乗せたマキエビと、アサリ、菜の花、花びら茸のお吸い物。いい出汁が出ている。
天然本鮪の赤身の一番濃い「てんみ」のづけと、金沢のイワシ。
ここ「メシクエ」でも何度か書かせてもらっているが、私は実は普段あまりづけを好んで食べないのだが(赤身はそのままの方が好き)、「鮨かづとよ」さんの赤身づけはすごく好み。
今まで食べた赤身のづけのNo.1だと思う。
「鮨かづとよ」さんの技術が光る煮ホタテ。
煮たホタテを単に握るのではなく、一度ホタテを手でつぶして、繊維を細かくし、そのホタテでおはぎを作るような感じで握る珍しい煮ホタテ。ツメもホタテの煮汁を詰めて作ったもの。
口直しの新玉ねぎと桜海老の甘酢と、ウニとイクラと昆布〆の甘エビの小丼と、とろたく手巻き。
ここからは追加注文。
勝浦のキンメと、大好きな赤身づけ。
煮ホタテが美味しかったので、私には珍しく煮ハマと、中とろ。
最後は穴子と、大将が目の前で焼いてくれる玉と、海老出汁の味噌汁。
ここ最近の新店の中で、本当に定期的によく通わせていただいてるお鮨屋さん。
いつ来ても美味しい。つまみも、にぎりも、すごくバランスいい。素晴らしい。
■「鮨かづとよ」
予約は下記のインスタDMかLINEにて。メシクエ見ました!とお声がけすると、良いことあるかも?
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by meshi-quest
| 2025-04-23 08:07
| 高円寺

















































