4/15-4/18特別イベント「中華食堂とだか屋」へ行く。
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私がプロデューサーをさせていただいている渋谷サクラステージ4階「404Kitchen」にて、4/15（火）～4/18（金）の4日限定で、懇意にさせていただいている予約3年待ちの大人気食堂「食堂とだか」さんにお越しいただき、戸高さん初となる町中華をテーマとした「中華食堂とだか屋」というイベントをさせていただいた。
「食堂どだか」さんは、ここ「メシクエ」でもよく登場しているが、テレビ番組「孤独のグルメ」で一躍名前が知られた五反田の大人気和食店で、仲良くしているオーナー戸高さんのご厚意で定期的に私主催の貸切会をさせていただいている。
「中華食堂とだか屋」については、「食堂とだか」さんの公式インスタグラムと、私のメシクエ公式インスタグラム（＠rienarusawa8）からお知らせをさせていただき、3月末に一斉予約を開始したのだが、ありがたいことに4日間320席が10分で完売する大盛況となった。
「404Kitchen」自体は店舗を囲むようにカウンターの席があり、普段はそのカウンターのみで営業をしている。その横にフリーで周囲の店舗さんも使えるテーブル席があるのだが、今回は予約席が足りずに、「404Kitchen」オープン以来、初めて店舗周囲の全てのテーブル席まで使い、満席を頂戴した。
ご予約をいただき、「中華食堂とだか屋」に来てくださった多くの皆様に、この場を借りてお礼をお伝えします。ありがとうございました。
少しだけ、「中華食堂とだか屋」誕生秘話を話させていただこうと思う。
私が渋谷サクラステージ「404Kitchen」のプロデューサーに就任した昨年2024年7月の時点で、戸高さんにはぜひ「404Kitchen」に来ていただき、一緒にイベントをやりたいねという話をさせていただいていた。
ここで2つの問題が。1つは、本当に予約3年待ちで予約が詰まっているようなお店なので、イベント出店の準備と実際の出店が出来るような日程がなかなか見つからなかったこと。なので、実際開催するまでに約半年くらいかかった。
もう1つは、イベントに出て、「何をやるか」。これが結構大事だったのだが、予約が取れない「食堂とだか」さんがイベントをやると言えば、正直、「食堂とだか」と同じ料理だったとしても、あっと言う間に席は埋まり、初めてのお客様は喜んでくださったかもしれない。
でも、このイベントは初めてのお客様だけでなく、これまでずっと「食堂とだか」を愛してきた常連さんにもいつもと違う場所と、いつもと違う姿で楽しんで欲しいと思った。
なので、戸高さんと長らく考えて、「食堂とだか」を知らない人はもちろんのこと、「食堂とだか」を知っているとより一層楽しめるイベントをしようと決めた。同時に、せっかくやるなら戸高さん自身、スタッフの皆さんも楽しんで欲しいと思った。
そうして生まれたのが、ずっと戸高さんがやってみたかったという町中華をテーマに、現在の「食堂とだか」のコースメニューをベースにして、「もしも食堂とだかが町中華だったら？」のもしもシリーズをやることだった。
町中華は、戸高さんにとっても、常連さんにとっても初めてであり、わざと「食堂とだか」の現在の料理をベースにしているので、「あれが、町中華でこう変わったのか！」という面白さや驚きもある。もちろん、初めての方にも楽しんでもらえる。
こうして「中華食堂とだか屋」が誕生した。
ここからは、「中華食堂とだか屋」で出した料理を紹介していきたいと思う。
もしもシリーズなので、大元の「食堂とだか」の料理（←コチラ）と比べて見ていただくと、より楽しんでいただけると思う。
今回の「中華食堂とだか屋」は仕込みや準備の時間もあるのでランチは行わず、ディナー時間のみの17:00～と20:00～の2部制で、3時間にて食事とドリンク込みで15,000円（税別）とさせていただいた。
なお、今回はこれも戸高さんがやってみたかったというオーダーバイキング制の食べ放題＆飲み放題を実施した。ただ、予想を超える注文をいただき、初日に調理オペレーションが回らず、2日目以降は断念をすることとなった。
形式をすぐに切り替えて、食べ放題くらい量を出すコース形式に切り替えさせてもらった。（戸高さんもスタッフの皆さんとシミュレーションは行っていたのだが、どうしても初のイベントなので不慣れな部分と予測不能なところが出てしまい、初日の方にはご迷惑お掛けしたところもあったと思います。すみませんでした。）
まずは、「食堂とだか」のコースでもまず最初に出てくる名物「ウニ・オン・ザ・煮卵」の中華風と、ザーサイとしらたきペペロンチーノカラスミ掛け。
通常の「食堂とだか」での「ウニ・オン・ザ・煮卵」はいわゆる醤油ベースなのだが、「中華食堂とだか屋」では葱油を使って中華風に仕上げている。
飲み物は「食堂とだか」同様の飲み放題で、「食堂とだか」でも人気の「とだビアーノ」や生絞り酎ハイ、クラフトコーラ、日本酒など各種が揃った。
ポテサラ中華風と、牛蒡豆腐の春巻。
牛蒡豆腐は一時期「食堂とだか」にて胡麻豆腐のような感じで出していたメニューで、今は出ていないのだが、「中華食堂とだか屋」にて新作の春巻メニューとして復刻した。
「中華食堂とだか屋」では常連さんにとっては懐かしい「食堂とだか」メニューを新作＆復刻させているので、そういう部分も楽しんでいただけていたら嬉しい。
ホタルイカの餃子。
当初は1人2つだったのだが、参加者の中に餃子好きの人がいたので、大量に焼いて出してくれた。
ホタルイカの生っぽい嫌な部分がないというか、餃子の皮とカリッと油で焼いたことで、ものすごく食べやすくなっていて、お酒にも合う餃子。
干し豆腐とセロリと、白子麻婆。
牛モツニラ玉と、とだチキ辣子鶏。
牛モツニラ玉は個人的にすごくお気に入りで、「食堂とだか」で牛モツの茶碗蒸しという料理があり、そこで使っているものを中華アレンジしたメニュー。白いご飯が食べたくなるような味。
とだチキ辣子鶏は、これは少し前から「食堂とだか」でもメニューとして出していて、常連さんにも好評だった料理。
エビマヨ毛沢東スパイスと、よだれ鶏。
エビマヨのクリーミーな感じにスパイシーな毛沢東スパイス（毛沢東の故郷の湖南料理のスパイス）がよく合ってて、これも美味しかった。よだれ鶏もむね肉が柔らかく、たれも美味しかった。
「食堂とだか」でもメインと〆の間に出している、そのまま食べられる「レモネード」というレモンを使った白和えで口直し。
ここから怒涛の〆の3連チャン。
名物の「とだカレー」、「中華食堂とだか屋」新作の黄金玉子炒飯とニラそば。
個人的には玉子炒飯がすごくいい感じで町中華してて、美味しかったなあ。
ちなみに、本当はもう1つ梅のジャージャー麺もあったのですが、腹パン過ぎて、食べれなかった・・・。
デザートは、「食堂とだか」名物の甘納豆チーズと苺大福を中華風に。
甘納豆チーズは中華胡麻団子に、苺大福は八角の風味を付けて中華っぽく仕上げている。
今回お料理はお持ち帰りできるようにしていたので、完全に腹パンの向こう側にいき、とんでもない量のお土産がもらえた。
この他に餃子もあったので、お土産だけで1日3食分くらいはあったかもしれない。
今回、戸高さんと共に「中華食堂とだか屋」という初めての試みを一緒に「4040Kitchen」で出来たことを嬉しく思っています。
ご参加くださった方、予約抽選には外れてしまったけど応募くださり、応援してくださった皆様に、心から感謝しています。初めてのチャレンジも多く、イベント内で至らぬところもあったかもしれませんが、どうぞご容赦いただければと思います。
プロデューサーとして、「4040Kitchen」ではお店さんのチャレンジや頑張りを応援し、お客様にも今までにない食体験を提供したいと思っています。
他と同じようなことはしたくない。
ちゃんとここに来る意味と、その後にも何か人生に影響を与えるような感動や体験をしてもらいたいと思ってます。
イベントのために長い間一生懸命準備を進めてくださった「とだか」グループのスタッフの皆さん、素敵な戸高さんの黄色い中華ポスターをデザインしてくださった森川幸人画伯、協力してくださった渋谷サクラステージの事務局の皆さんに感謝します。
そして、このイベントのために日々の仕事の合間に夜遅くまでメニューを考えたり、試作を作ったり、全部ほぼ新作のような素晴らしい「中華食堂とだか屋」を見せてくださった戸高さんに心から感謝します。
戸高さん、イベントを一緒にやっていただけたこと、すごく嬉しかったです。
今回の成功も反省も踏まえて、またぜひやりましょう！
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2025-04-18 08:07
| 渋谷・神泉
