台湾へ行く④~鴨料理の名店「鴨肉珍」
高雄に来たら、絶対外せないお店が大人気鴨料理専門店の「鴨肉珍」。通称「カモニクチン」。
高雄に詳しい日本人グルマンの間では「カモニクチン」と呼んでいて、私もそう呼んでいるが、おそらく台湾語の呼び方は全く違うと思う。笑
前回高雄に来た時にも「鴨肉珍」にお邪魔しているのだが、「鴨肉珍」が少し前に移転をしたらしく、昔あった旧「鴨肉珍」は看板はそのままあるものの、中はからっぽで、移転先の案内看板が出ていた。
店内はかなり綺麗になっており、個人的には昔の映画のセットのような店舗が好きだったので、少し淋しくはある。
以前のような店前に鴨が山積みになっていて、その鴨を思いっきり包丁で切るような、あのライブ感溢れる感じももう見れない。
人気店になると、お客さんも増え、組織も大きくなるし、店舗拡大などの話も浮上するだろうし、昔のままを維持していくのは難しいのかもしれない。良くも悪くも、新しくなることを促進されていく。
メニューはこんな感じ。
当時は看板メニューの鴨肉飯(小)が55元(約246円)で、新店舗では60元(約270円)になっていたので、少し値上げをした様子。
ただ、メニューの中身自体は以前とほぼ同じものが食べれる感じ。
まずは、大好きな鴨肉飯(小)から。小サイズと言っても、しっかり食べれるくらいの十分な量がある。
ああ、この味!鴨の旨味と柔らかさががたまらない!!
新店でも味は健在。豚肉の、いわゆる肉燥飯(魯肉飯ルーローハン)も美味しいのだが、「鴨肉珍」の鴨肉飯は別格だと思う。
はるばる高雄に来て良かった!と思えるくらいの美味しさがある。
そして、「鴨肉珍」に来たら、どっぷり鴨肉にハマるべく、追加で「半隻鴨肉」(300元、約1350円)も注文。
丼に乗っている鴨肉とはまた別物というか、鴨肉の旨味をしっかり感じられる一品で、これも必食。柔らかくてジューシーで、めちゃくちゃ美味しい!!
この日は、日替わりの丼ぶりとして、鴨のロースを使った丼があり、それも注文。
これも鴨肉の旨味をしっかり感じられて美味しいが、鴨肉飯よりは少し肉は固めで、サッパリしている。
「鴨肉珍」の名物の「下水湯」(50元、約225円)。
日本人から見ると、ものすごいインパクトの名前だが、鴨の内臓を使ったスープのこと。
スープ自体はものすごく美味しくて、生姜も効いてて、内臓の臭みは全くない。ただ、スープの中に内蔵の具がたっぷり入ってて、これももちろん食べれるが、これ自体はかなりの内臓臭があるので注意。
ほうれん草の炒め物。
台湾ではご飯が全体的に茶色になりがちなので(笑)、必ず野菜炒めも頼むようにしている。
ニンニクがしっかり効いてて、割とパンチのある野菜炒めで、野菜炒め一点においては「錦田肉燥飯」の方が好みかな。
■「鴨肉珍 大公店」
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by meshi-quest
| 2025-05-08 08:07
| 旅行_海外