『テリーヌ』
外人さんの名前のようだが、今日は、料理の話である。
辞書を引いてみると、「フランス料理用語の1つで、
長方形、円形、楕円形の陶器またはガラスの器のこと。
もしくは、その型を使って、魚介類や野菜を固めて形作った料理のこと。」とある。
今まで、『テリーヌ』は前菜の1つ、もしくは、
オードブルの一部くらいの意識しかなく、真剣に考えたことがなかったが、
『テリーヌ』を前面に押し、メイン料理として提供するレストランがあると聞いて、
そのこだわりに興味があり、行ってきた。
予約をした時に、当店を楽しんでいただけるコースはこちら、
とスタッフの方に勧められたので、今回はコースの中に
自由に選べる2品の『テリーヌ』が入っているコースを注文した。
その他、メインディッシュのグレードが上がったコースや
『テリーヌ』1品のコース、アラカルトもある。
『テリーヌ』自体は、文章では何ともうまく表現できないので、
「今日のカメ」で実際の写真をご覧いただきたい。
さすがに『テリーヌ』にこだわられているだけあって、色どりも美しく、
絵を見ているような、なんとも芸術的な料理になっていて、感動した。
ただ、味としては、普通に美味しいのだが飽きがくる・・・というか、
何度も食べたいと思うほどではなかった。
「何度も見たい、・・・けど、何度も食べたいわけではない」
正直に書くと、そんな感じだろうか。
テリーヌはホントに手が込んでいて、すごくキレイだったし、
決してまずいわけじゃないんだが(苦笑)。
■「Les enfants gates レザンファン ギャテ」
http://terrine-gates.com/index.html
■今日のカメ
■「Les enfants gates レザンファン ギャテ」

■店内の様子

■テーブルウェア

■パン

■リエットとオリーブオイル

■1品目アミューズ・ブーシュ

■2品目「福岡県筑紫郡から届いた無農薬野菜をプレスしたテリーヌ
サフランのムースリーヌ・ソース」

■野菜のテリーヌアップ

■3品目「オマールエビと茄子のテリーヌ、
フルーツトマト、タプナード、カレーの香り」

■その他のテリーヌ「鱧、水菜、インゲン、長芋のテリーヌ
梅肉のヴィネグレットと三つ葉を添えて」

■その他のテリーヌ「最低2週間熟成させた
シェフ自慢の田舎風テリーヌ 自家製ピクルスとポルト酒風味のジュレ」

■4品目「しっかり焼き上げたブルターニュ産ホロホロ鳥胸肉のポワレ
アルガンオイルを加えたジュ、かぼちゃのピューレとサマートリュフを添えて」

■その他のメインディッシュ

■デザート「巨峰とサングリアのテリーヌ
レモンで香り付けしたフロマージュ・ブランを添えて」

■その他のデザート「エキゾチックフルーツのクープ
焼き立ての紅茶のフィナンシェと共に」

■タルト・オ・ショコラ

以前、ディナーで伺って、とても美味しい料理を出してくれた「みつ和」が、
昼間にカフェとしてお店を営業していると聞いて、行ってきた。
こういった本格的なフランス料理店がランチ以外に
カフェでもオープンしているのは、非常に珍しい。
ディナーとは違って、客層はまばらで、
銀座で買い物を楽しんできたようなマダム風のグループもいれば、
普段着でくつろぐおじさんや高校生くらいの男子グループもいて、
なんとも不思議な空間だった。
夜の仕込みもあるだろうし、さすがにデザートの種類は限られているだろう・・
と思ったのだが、予想に反して、すごくたくさんの種類が用意されており、驚いた。
焼きたてのマドレーヌやシュークリームまであった。
ディナーで食べたワゴンデザートも美味しかったが、
カフェタイムのケーキもとても美味しかった。
値段もとてもリーズナブルで、普通のカフェと変わらない。
ケーキ1つ450円くらいなので、
変なカフェに入るよりよっぽどお得で美味しいものが食べれる。
しかも、夜と同じように、とても丁寧な接客で迎えてくれる。
なんとも居心地がいい。
銀座に行く機会がある時には、ぜひまた伺おうと思う。
■銀座「みつ和」
http://www.mitsuwa-ginza.co.jp/french.html
■今日のカメ
■店内の様子

■焼きたてシュークリーム

■焼きたてマドレーヌのコッツウォルド・ハニー添え

■マドレーヌ

■抹茶と餡子のエクレア

■苺のエクレア

■いちごミルクプリン

■アールグレイ

今年も夏がやってきた。
夏と言えば、何といっても「祭り」。
お祭り好きの血が騒ぐ。
日が長くなって、夕方になってもまだまだ外が明るくて、
夏のいいにおいがしてきて、こんな日は祭りに行かなきゃ。
ネットで探してみたら、いくつか都内で行われるお祭りの中で、
「すもも祭り」というのが気になった。
かわいらしい名前に反して(笑)、割と大きなお祭りのようで、
その起源は古く、源頼義・義家父子の戦中祈願が始まりらしい。
さらに、このお祭りでなにやら「からす団扇」というものをもらえ、
この団扇は幸せをもたらし、病気や害から守ってくれるらしい。
これは、行かねば・・・。
早速、電車を乗り継ぎ、府中・大國魂神社へ。
すもも祭りの詳細は、「今日のカメ」にて。
ちなみに、この日、かなり歩いたので、
翌日筋肉痛になると思われたのだが、
レアアイテム「からす団扇」のおかげか、筋肉痛にならずに今日に至る。
■大國魂神社
http://www.ookunitamajinja.or.jp/
■今日のカメ
■大國魂神社 大鳥居

■西参道

■西鳥居

■本殿

■からす団扇

■団扇 表

■団扇 裏

■露店もいっぱい

■すもも売り

■すもも

久しぶりにガッツリ肉気分だったので、
四谷「たん焼 しのぶ」へ。
変わらず店内は混んでいて、変わらずしのぶママもお元気そうで、
変わらず美味しい牛タンを出してくれる。
ラストオーダーが10時20分とちょっと早いので、
残念ながら頻繁には来れないのだが、久しぶりに顔を出しても、
ちゃんと皆さんが覚えていてくれて、ちゃんと牛タン美味しくて、
それがすごく安心できて、とても嬉しい。
最近、そういうお店が少なくて、しばらく行ってないと、
スタッフが変わっていたり、味が変わっていたり・・・。
「たん焼 しのぶ」には、今まで通り、このままで元気に続けていってほしいと思う。
ママさん、また近々時間を見つけて、食べに行きます。
■たん焼 忍
http://www.tanyaki-shinobu.com/
■今日のカメ
■たん焼 忍

■冷やし茄子

■肉じゃが

■たんの塩漬け

■ゆでたん

■たんシチュー

1人前3枚で1100円かな。
■焼きたん

■裏メニュー 味噌汁

すごくシンプルなんですが、めちゃくちゃ美味しいんです、忍の味噌汁が。
夏ということもあり、温かいお茶以外にも、水出し冷茶がメニューに並んでいた。
おちゃらかもすっかり夏仕様。
あぁ、今年も夏になったんだなぁ。
■おちゃらか
http://www.ocharaka.net/
■今日のカメ
■おちゃらか①

■おちゃらか②

■プレッツコーラ

■ほうじ茶アールグレイ

■あの「モンブラン」

■もさもさしたワンワン

昔に比べ、吉祥寺に店が増えたように思う。
伴って、人も増えた。
お気に入りのカフェも土日となれば混んでいて、
ゆっくりお茶するのもままならなくなった。
いち客の意見としては、正直、大々的に雑誌に出たり、
宣伝したりして欲しくないんだが(苦笑)、お店としてはそうもいかないか・・・。
喧噪から逃れられるカフェを探して、
ふらふらさまよって見つけた「café du Sypres」へ。
客はカウンターの1人だけ。
駅から徒歩1分という立地にありながら、
下に大衆居酒屋やお好み焼屋が入る雑居ビルの上層にあるため、
目立たず、ゆっくり静かに時間が過ごせる店だった。
古いビルの雰囲気が店にうまくマッチしていて、
すすけたコンクリートの感じも、ちょっと薄暗い店内も、いい感じだった。
空いてるし、なかなか雰囲気も良くて、
かなり気に入ったのだが、肝心の「食」が残念ながら普通。
今回はデザートを頼み、予想外の手の込んだ盛り付けになっていて、
見た目にはキレイだったが、味はごく普通であった。
どうしても人が多いカフェが嫌で、
静かに過ごしたい時にはいいかな、という感じで、
うーん、デザートやドリンクのために積極的に来るかと聞かれると、微妙。
「雰囲気」「味」「値段」。
この3つが揃う店は、なかなかないんだよな・・・。
■今日のカメ
■「カフェ シプレス」

■店内の様子

■洋画

■DJブース

■エスプレッソ

■アイスロイヤルミルクティー

■苺のショートケーキ

■レアチーズケーキ

中学からの親友と、夜、吉祥寺「ハティフナット」へ。
ここは、たいていの女の子であれば、お店の内装だったり、
メニューだったりのかわいさに喜んでくれるので、すごく使い勝手が良いお店だ。
なんだか男っぽい発言をしてしまったが(笑)。
さて、親友(女)を連れてきて、きっと喜んでくれるかと思ったのだが、
ほとんど反応を示さず(笑)、予想に反して、今回は不発に終わってしまった。
彼女は、美容系のサービス業の店長をやっているのだが、
店のこと、お客のこと、スタッフのこと、上司のことなど、
店長ともなると色んなものの板挟みになり、悩みを抱えていて、
それどころではなかったようだ。
そんなこんなで、夜遅くまで、女2人であーでもない、こーでもないと、
メルヘンチックな店内で、超リアルな愚痴を言う(笑)。
若いうちは、明日何食べるとか、試験勉強しなきゃとか、
そのくらいの悩みで済んだのに、年取ると、色々あって、やーね。
■HATTIFNAT
http://www.too-ticki.com/hatt-HP/
■今日のカメ
■店内の様子

■親友・K嬢

■クマさん

■ちょっと似てる(笑)

■ボイルソーセージ

■フレッシュトマトとモッツアレラ

■タコライス

■チーズのプリン(?)

■バナナのシフォンケーキ

■「真夏のお嬢さん」

■「ルビーなレスカ」

■サングリア

■カフェオレ

きっかけは、部屋干し臭。
今の家はベランダがなくて、仕方なく部屋干しをしているのだが、長らく「部屋干し臭」に悩まされ続けてきた。
特に梅雨のジメジメした時期は最悪だ。
明日着ていこうと思っていたお気に入りのワンピースもニオイをかいでみると、洗ったにも関わらず、変なニオイがする。
仕方ないからもう一度洗いなおして、今度はニオイが付かないうちに乾きますようにと祈るように、部屋に干す。
明日は諦めて、別の服を着る。
ホントは、あのワンピースが着たかったのに・・・。
そんな繰り返しだった。
日本製の「部屋干しに効く!」とうたっている、ありとあらゆる洗剤や柔軟剤を試してみたが、「これだ!!」と思えるようなものはなかった。
そんなあるとき、友達と部屋干し話をしていたら、「ダウニー、すごくイイよ。」と勧められた。
当時は、一部のこじゃれた輸入雑貨店のようなところにしかなくて、わざわざ電車に乗って、ダウニーを買いにいった。
正直、あまり期待はしていなかったのだが、結果はすごく良かった。
ホントに、あの不快な部屋干し臭がなくなった。
一回で効果が表れた。
洗剤自体かなり強烈な香水のような香りがして、それがそのまま洗った衣服にもつき、乾いてもその強烈な香りが持続する。服どころか、家の中にその香りが充満する。
賛否両論あると思うが、私はこのダウニーの香りが好きで、部屋干し臭もなくなり、とても気に入っている。
昔に比べ、ダウニーの知名度が上がったのか、今やごくごく普通の近所のスーパーでもダウニーが買えるようになって、すごく便利になった。
東京は先日梅雨明け宣言がされたとのこと。
部屋干し危険期からは脱出したが、これからもダウニーは愛用していきたい。
■今日のカメ
■青のダウニー

■緑のダウニー

神泉という駅に初めて降りた。
京王井の頭線の始発渋谷駅の隣にある駅だ。
渋谷との位置関係がよく分からなかったのだが、
神泉は渋谷の道玄坂の上あたりに位置しており、駅はかなり小さい。
小さな駅を挟んで、片一方に住宅街が広がり、
もう片一方にラブホテルや古着屋などが同居している不思議な町だった。
さて、この町は、もう1つ特徴があり、評判の飲食店がこの付近に点在している。
渋谷は交通の便や人の多さはあれど、若い人中心の客層から考えると、
どうしても個人のビストロなんて出しにくい町だが、
渋谷から歩ける距離で、かつ、隠れ家っぽい雰囲気の「神泉」であれば、
適しているのかもしれない。
今日は、ちょっと知らない町で、美味しい食事でも食べたい気分だったので、
神泉にある「dame Jeanne ダムジャンヌ」というフランス料理店へ来た。
オープンしてまだ1年ということだが、店内は満席で、賑わっていた。
お料理は、噂に違わず、とても美味しかった。
フランス料理と言っても、繊細な感じではなく、
「大胆に食べるフランス料理」という感じだろうか。
メニューは少なめで、お料理のサーブに若干時間がかかるが、
ご主人(?)のシェフと奥様(?)の2人で切り盛りされているようなので、
そこは仕方がない。
また、フランス料理店には珍しく、
ラストオーダーAM3時、閉店AM4時と、
かなり遅くまでやっているのがありがたい。
メニューはシェフの気まぐれで変わるらしいので、またぜひ食べに行こうと思う。
■「dame Jeanne ダムジャンヌ」
http://r.gnavi.co.jp/p959000/
■今日のカメ
■「dame Jeanne ダムジャンヌ」

■外観

■店内の様子

■席の様子

■ロウソク、いい感じです

■メニュー

■手書き

■自家製パン

■フォアグラのサラダ

■天然カレイの木の子ソース

■豚足と砂肝の自家製ソーセージ

付け合わせのジャガイモも、ガーリックの風味と、外はカリッと、中はホクホクでイイ感じでした。とても美味しかったです。2200円くらい。
■断面

■子羊のすね肉の照り焼き

味付けも羊の味を生かしたシンプルな照り焼きですが、ビックリするくらいすごく軟らかくて、とても美味しかったです。羊の下に見える白いものは、マッシュポテト。2200円くらい。
■羊の肉を解体

■気まぐれデザート

■ガトーバスク

■デザートもう1種

■アールグレイ

聞いてみると、アールグレイが大好きで、色々と取り寄せて、かなりこだわっているとのこと。
7センチ。
お尻まであった髪をウエストくらいまで切ったので、本人的には「おお、切ったー」って感じなのだが、まぁ、周りの人にはこの変化は分からないだろう(笑)。
私は、「さっちゃん」というフレンチブルドッグがいる美容室がお気に入りで、ここでカットやトリートメントをしてもらっているのだが、この前行った時と比べ、どうも「さっちゃん」の様子がおかしい。
「さっちゃん」がジャンピングで私の膝の乗ってくることを想定して、黒い服はやめて、毛が付いても大丈夫な色の服にしてきたのだが、ジャンプどころか、暖房の前から一切動かない。
飼い主でもある、お店の人に聞くと、雨の日は気圧の関係なのか、「さっちゃん」もどうも体調が悪いらしくて、ダラッとしていたり、寝ていたりすることが多いらしい。
私も雨の日はどうも頭が重かったり、痛かったりするのだが、「さっちゃん」も一緒なんだなぁ。
■今日のカメ
■寝ているさっちゃん

■振り向くさっちゃん

■尻を向けて寝るさっちゃん

■頭痛そうなさっちゃん
