今年も、ママの誕生日が来た。
生きていたら、65歳の誕生日を迎えていた。
いつも誕生日に墓参りをすることにしている。
明るい色の花と、好きだったコーヒーを持っていく。
甘いモノはあまり好きではなかった人なので、
お菓子は、ママと一緒に眠るおばあちゃんにあげる。
2時間弱かけて、横須賀へ行く。
墓参りの日はいつも晴天に恵まれる。
今日も晴れてよかった。
ママの生前は、よく二人でおばあちゃんの墓参りに来ていた。
帰りにいつも「せっかく横須賀まで来たし・・」と言いながら、
横須賀の町を歩いて、なんか珍しそうなモノを食べたっけ。
今日も、墓参りのついでに、横須賀の町を歩いて、
なんか珍しいものを食べることにした。
「変わんないわね」と、きっと笑われていることだろう。
横須賀といえば、海軍。
海軍といえば、そう、海軍カレーだ。
というわけで、
横須賀の魚藍亭(ぎょらんてい)という活魚屋さんが経営する
「よこすか海軍カレー館」なるところへ行ってみた。
個人的に、かなり密着に「横須賀=海軍=カレー」が結びついているのだが、
地元ではそれほどでもなく、実は、海軍カレー屋は少ない。
ちなみに、私は生まれも育ちも蒲田なのだが、
よそ様が思うほど「蒲田=羽根餃子」ではないのと、同じだろうか。
そんな少ない海軍カレー屋の中で、明治41年のレシピを元に、
忠実に当時の海軍カレーを再現しているということで
有名なのが、この「よこすか海軍カレー館」だ。
「横須賀まで来たことだし、海軍カレーでも食うかなー」
くらいの軽い気持ちで来たものの、店先に行列が出来るほど混んでいた。
実際、カレーを食べるまでに45分くらい待った。
カレーは、「すぐ出る」「すぐ食べられる」モノなので、
こんなに回転率悪いわけないんだが、空席があっても客を通してなかったり、
そこそこスタッフはいるのに、回っていないため、列が出来ているようだ。
味は、一言でいうと、懐かしい味。
うちのおばあちゃんがよく作ってくれた
小麦粉とカレー粉から作る、ちょっと薄いカレーに似ていた。
美味しいかどうかと言うと、懐かしいけど、うーん、という感じ。
しかも、割と値段もするし、こんなに待つのであれば、もう次はいいかな。
■魚藍亭「よこすか海軍カレー館」
http://www.gyorantei.com/curry/
■今日のカメ
■魚藍亭「よこすか海軍カレー館」

有名なドブ板通りの近くにあります。
■かなり並ぶ

■海軍展示物

ただ、あくまでレストランで、博物館ではないので、展示はこれだけ。
■入口

大人数のお客さんがいると、その全員の席が空いて座れるまで、先に通すことをしないようなので、空席はちらほらあったのですが、また長時間待つことに。席数も少ないので、これじゃ、回らないな・・・。
■館長室

■店内の様子

■「元祖海軍カレー」

ご飯の上にはチャツネ、横には福神漬けとらっきょう。
■海軍カレー、アップ

おばあちゃんが昔作ってくれていたカレーにそっくり。薄めのやさしいカレー。ソースかけたら、ちょうどな感じ。
■ポークカツ

カツが薄い(泣)。
■海軍コロッケ

「ザク豆腐」なるモノの存在は知っていたが、
近所のどのスーパーにも売っておらず、
遅ればせながら(というか忘れててw)、ようやく隣町で見つけたので買ってみた。
「ザク豆腐」は、豆腐の老舗・相模屋さんが作っている
機動戦士ガンダムの「MS-06量産型ザク」をモチーフとした緑色の豆腐である。
味は、枝豆風味。
その形状や、豆腐工場で量産されている映像、
豆腐屋のHPとは思えない出来栄えのザク豆腐HPなど、
ネットでも散々話題になっていた。
食べてみると、さすが豆腐の老舗が作っているだけあって、
想像のちょっと斜め上を行く枝豆っぷりに驚く。
すごく枝豆の味がする。
美味しいか?という点では、
もちろん、まずくはないが、普通かな、という感じ(苦笑)。
量産体制に入っているせいか、最近はちょこちょこ周りでも見かけるし、
国内のザク豆腐ブームも一段落しているので、
海外に豆腐を広める一環で輸出すればいいのに、と思う。
ヨーロッパとか、すごくウケそう。
もう輸出されてるのかな?
■相模屋「ザク豆腐」HP
http://sagamiya-kk.co.jp/zaku/
■今日のカメ
■ザク豆腐 表

ジオン公国のマークとMS-06の大きな文字。そして、袋から覗く、緑色の頭。
■ザク豆腐 後

■中身

後で、ザクプリンでも作ろうかと思って、この容器は取っておきましたw。
■ザク豆腐、いざ出動。

豆腐自体には何も装飾がないので、せめて海苔を巻いてみた。ホントはモノアイの赤も入れたかったんだが。
鎌倉にあるフレンチレストラン「fedelite フィデリテ」へ。
鎌倉に詳しい友人からおススメのランチがあると聞いて、行ってみた。
駅から割と離れた路地裏にあり、場所的には分かりにくいところにあるが、
常連さんや情報通の観光客でにぎわっていた。
ランチは、1800円と2600円の2コースのみで、
スープ、前菜の盛り合わせ、メイン、紅茶に小菓子が付く。
メインでいただいた鰆はとても美味しかった。
ランチ1800円は高い方ではあるが、
かなり凝った前菜と、しっかりとしたメインが出てくるので、値段相応。
ただ、個人的には、若干、満足感にかけた。
量なのか、味なのか・・・。
■「fedelite フィデリテ」
http://fidelite.biroudo.jp/index.html
■今日のカメ
■「fedelite フィデリテ」

■店内の様子

席数はテーブル20席くらいと、カウンター数席。
■テーブルセット

■前菜盛り合わせ

■パン

■メインディッシュ

魚気分だったので、鰆のポワレを。
■鰆、アップ

希望を言うと、ちょっと皮がやわらかかったので、もっとパリッと焼けていたら、最高。
■紅茶

舌が肥えた飲兵衛の町、西荻窪にある「酒房 高井」へ。
ここは、西荻窪では有名な食べて良し、飲んで良し、
しかも、居心地も良しの3点揃った居酒屋。
店が変わったり、色々とあったが、
ご夫婦で古くからやられている名店。
やさしい奥様が作られる手料理の数々。
どれもうまい。
私は、「食べながら飲む」派で、
ゆえに食べものが美味しくないと、酒が進まないのだが、
今日は日本酒がえらい進んだわ。
■今日のカメ
■「酒房 高井」

大通りから1本奥に入った飲食店が並ぶ路地にあります。
■店内の様子

カウンター15席だと狭そうな印象がありますが、入ると、店内は割と空間があり、ゆったりしています。
■熱燗

スッキリ辛口で、まずは一杯。
■お猪口

■お通し①

■お通し②

こんな立派なお通しが2種類出てくるのも初めて。
■あさりのガーリック

■ブリかま

■豚の角煮

■厚揚げ

■スープ焼きそば

スープは、「あさりのガーリック蒸し焼き」の余り汁を使ってます。
中野にあるダイニングバー「千年葡萄家 中野」へ。
立川にある人気ダイニングバーが、去年、中野にもオープンし、
飲み仲間からちょくちょく名前を聞いていたので、行ってきた。
中野のにぎやかな居酒屋イメージとはちょっと違う、
シックで大人な雰囲気のダイニングバー。
この日は、月に何回かやっているテーブルマジックバーのイベント日でもあった。
マジシャンが現れ、各テーブルへ。
正直、マジック自体は普通だったんだけど(苦笑)、
中野で、ワイン片手にマジックなんてあまりない指向なので新鮮。
料理は、どれもしっかり作られていて、そしてすごく安い。
正直、コレがすごい!!というのはなかったが、
平均的に美味しい料理が安く気軽に食べられるので、
人気がある理由も分かる。
中野もおしゃれになってきたなあ・・・。
■「千年葡萄屋」
http://ameblo.jp/sennen-nakano/
■今日のカメ
■「千年葡萄家」

■店内の様子

■パン

軽くて、美味しいバケットでした。
■ツブ貝のブルゴーニュ風

ブルゴーニュバターはもう少しコクがあって、濃厚でも良かったかな。
■ムール貝の白ワイン蒸し

■沼津産マトウ鯛のポワレ

■マトウ鯛、アップ

■チーズの盛り合わせ

新宿ミロードのモザイク通りにあるスペインバル、
「PARADORINA パラドリーナ」へ。
休日、ちょっと新宿に用事があった際のランチ利用で、ふらりと入ってみた。
基本、チェーン系バルのランチはあまり信用していないのだが、
ここは味もしっかりしていて、ボリュームもあり、割と良かった。
以前、とある有名チェーンバルのランチ食べた時、
薄っぺらくて、全然肉の味がしないハンバーグが出てきて、
しかも1000円近く取られたことに憤慨してから
こういう感じのランチは敬遠してたんだよね。
■「パラドリーナ」
http://www.hotpepper.jp/strJ000631840/
■今日のカメ
■店内の様子

■「豚肩ロースのロースト ポリネシアンソース」

■豚肩、アップ

■付け合わせ、アップ

子供の頃から、ホント鮨が大好きだった。
「後で鮨を食べさせてもらえる」という条件で、
歯の神経を抜くというキツイ試練も耐えしのんだし、
受験も頑張ったし、入院のつまらない数週間も乗り切ったし、
何かに付けて、鮨のために頑張ってきた人生だった。
大人になってからも、鮨好きは変わらず、
自分で探したり、グルメな方から聞いたりして、色んな鮨屋に行ったが、
渋谷にある「鮨 やじま」は、そんな中でも
感動的に美味しい鮨を出してくれた鮨屋の1つだ。
「鮨 やじま」に行き始めたのは、今から10年前くらいなので、
かなり長いお付き合いになる。
機会があり、先日数年ぶりに伺ったが、
大将も相変わらずお元気で、ちゃんと覚えていてくれて嬉しかった。
大将の握ってくれた鮨は、どれもホント美味しく、
特に、マグロの筋に合わせて丁寧に身を剥がし、
口に全く引っ掛かりがなくなる、ツルンとした状態になる
トロトロのマグロ握りは、ここでしか食べれない絶品。
ああ、幸せ。
できれば、この幸せ状態のままカウンターで寝てしまいたいくらいだ。
■今日のカメ
■「鮨 やじま」

ここが入口。
入口には有名な「香水、キツイ体臭お断り」の看板もw。
■貸切

最大でも3組くらいまでしか入れないので、ほぼ会員制のような状態。
■大将

気さくで、面白く、鮨を握っている間も、ずっと冗談言っている方(エロトーク含む)。
■テーブル

■「飛良泉」

■シャリシャリ

スッキリ飲みやすい。
■つまみ①

まずは、ごぼうのきんぴら、自家製の煮こごり、ぬたなど。どれもすごく美味しい。
■つまみ②

これは、ししゃも。身がしっかりしていて、いい香り!
■つまみ③

■つまみ④

■つまみ⑤

■つまみ⑥

■いよいよ、握りだ!

■「はがし」の技術

これにより、口の中に入れた時に、全く引っ掛かりがなく、ツルンと喉を通っていく。
■絶品「はがし」のマグロ

脂が乗っていてトロトロのマグロが、「はがし」によって、さらにツルンと。かなり中にわさびが入っていますが、あまりに脂が乗っているので、わさびが気にならないほど。絶品。
■たい

■ひらめ

■赤貝

■ほっき貝

■たいら貝

■お代わりマグロ

■あじ

■イカ

■穴子

■いくら&ウニ

■ネギトロ

■梅しそ

■デザート①

■アイスモナカ

■マジックショー

マジックはホント上手で、私もいくつかタネを教えてもらいましたが、技術がなくてできない(泣)。
■おみや

大将、ご馳走様でした!
代々木にあるお気に入りのイタリアン、
「トラットリア タンタボッカ」へ。
前菜からメイン、パスタ、デザートに至るまで、
全部美味しく、リーズナブルで、安定感のある鉄板イタリアン。
個人的に行くことも多いが、安心できるのでお客さんや友人を連れていくことも多い。
今日は、個人的に。
いやー、食べた、食べた。
美味しかったー!
■「トラットリア タンタボッカ」
http://www.tanta-bocca.com/
■今日のカメ
■「トラットリア タンタボッカ」

■テラス席

2人掛け3席だけ道路に面したテラス席があります。
テラス席は人気なので、予約はできませんが、予約時に希望を伝えることは可能です。
■赤ワイン

■自家製パン

■エビとアボカドのサラダ

■季節の野菜のオーブン焼

■渡りがにのトマトクリーム

トマトクリーム、大好き!!
■国産牛イチボステーキ

久しぶりに、あの味が食べたくなって、
吉祥寺にある「カレー食堂 リトルスパイス」へ。
いつものサラダと、チキンカレー。
大好きな「サジロカフェ」とはまた違った、
トマトとコリアンダーがきいているさっぱりと、さらりとしたカレー。
カレーはその日の気分で、食べたい味が違う。
今日は、すごくリトルスパイス気分だったので、大満足。
種類も味も豊富な「カレー」だからこそ、
毎日でも食べれるし、毎日食べても飽きないんだな。
■「カレー食堂 リトルスパイス」
http://www.kichijoji.ne.jp/vol13/goody/littlespice.html
■今日のカメ
■「リトルスパイス」

■店内の様子

混んでいる時は、階段のところまで列が出来ている。
■おてもと

■マンゴーラッシー

■シーザースサラダ

■チキンクリームカレー

辛さは控えめで、さらりとしていて、まろやか。トマトとコリアンダーがきいています。
■ブラックカレー

辛めで、濃厚でコクがある。