いつも「メシクエ Lv34」をご愛読いただき、
本当にありがとうございます。
今年は、ここ数年の中で一番忙しかった。
責任の重さで平日なんとか持ちこたえるが、
反動で土日に寝込んだり、動けなることもしばしばあった。
それが限界かどうかは分からないが、力は出し切ったと思う。
それと比例するように、いろんな人に出会い、
いろんな経験をさせてもらって、すごく楽しい年でもあった。
辛さと楽しさは、なんか一緒にやってくるのかもしれないな。
出会う人が増え、環境が変わると共に、
私のメシクエストも充実し、深くなり、広がった。
秋に、弊社NubeeTokyoが六本木から秋葉原に移転し、
今まであまり冒険していなかった秋葉原、神田、浅草橋が急に充実した。
まだ話せないが、来年もいろんな面白いことがおきそうなので、
ぜひ楽しみにしていていただければと思う。
来年も変わらず、ここメシクエでお会いできることを楽しみにしています。
体にはお気をつけて、良いお年をお迎えください。
2015年も、引き続き「メシクエ LV34」をよろしくお願いいたします。
2014年12月31日
成沢理恵
さて今年も、年末恒例、メシクエが超勝手に選ばせていただく、
2014年ベストレストラン『メシュラン2014』を発表したいと思う。
毎年、この時期、どの店を選ぶか、ホントに迷う。
特に、タグで「メシクエおすすめ!」を付けているお店は、
私が自信を持って他の人にもおすすめできる店であり、料理ばかりだ。
正直、どれも美味しくて甲乙付け難いのだが、
中でも、今でもふとその味を思い返しては、
トロンとしてしまうような3軒の料理を選ばせてもらった。
なお、以下、順不同。
■蒲田「とんかつ 丸一」

今年、実に20年ぶりくらいに食べに行ったのだが、
私が子供の頃に食べた時と全く変わらず絶品で、
未だにここを超えるとんかつに出会っておりません。
■築地市場「en.terrible アンテリブル」


今年、よくお邪魔させてもらったフレンチレストラン。
特に、数種のキノコが絶妙な味と火加減で炒められている
「フランス産キノコのソテー」と、
上に黒トリュフ、中にはフォアグラの「大人のハンバーグ」は、最高でした。
■中目黒「鮨 尚充」

私が都内で一番好きな鮨屋「尚充」。
今年も何度もお邪魔させてもらって、その度に驚かされたが、
3月にお邪魔したときに、たまたまいい鯖があったので作ってもらった、
鯖半身を丸ごと使った鯖寿司が、とんでもなく美味しくて、
今でもたまに思い出します(てへ)。
今年も、実によく食べた。
2014年は、正月三が日を除いた362日の1日も落とさず、
メシクエを更新し続け、食べ続けていた。
食べ続けるためには、健康でなければならず、
メシクエ見る限り、ウソっぽく聞こえるかもしれないが(苦笑)、
これでも、あーでもない、こーでもないと、
自分の体のメンテナンスをしながら、食べている。
そして、体も大事だが、
メシクエ続けていくためには、友人知人からの情報、
一緒にクエストに付き合ってくださる人、
何より、美味しい料理を出してくれるお店あってこそ、であり、
こうやって毎日見てくださっている皆さんがあってこそ、だと思っている。
本当に感謝。
来年も温かく私のクエストを応援し、
見守っていただければ嬉しく思う。
以上、『メシュラン2014』でした!
西荻窪にある大好きな魚居酒屋「しんぽ」へ行くときは、
いつも満席なので、必ず事前に予約をしていくのだが、
今日は予約もせず、なんか気が向いて立ち寄ったら、
やっぱり満席で、やっぱり入れなかった。
「やっぱりねー」的なところもあったので、別の店に行こうとしたら、
姉妹店の「スタンドしんぽ」なら空いてるということで、
珍しく姉妹店の方へ行ってみることにした。
オープン当初、いつも満席の「しんぽ」2号店が出来ると聞き、
超楽しみにしていたのだが、立ち飲みだと分かって、断念。
「しんぽ」の美味しい料理は、座ってゆっくり楽しみたい。
それ以来、全く立ち寄ってなかったのだが、
いつの間にか、ちゃんと椅子が出来ていて、
メニューもほぼ「しんぽ」と変わらず、使い勝手が良くなっていた。
相変わらず、ホント美味しい魚料理を食べさせてくれるが、
特に、この日食べた黒ムツの煮付けと、鯖寿司は絶品だったな。
■「スタンドしんぽ」
http://r.gnavi.co.jp/rf5vp5160000/
■今日のカメ
■「スタンドしんぽ」

店名には「スタンド」の名前が残っていますが、立ち飲み形式はやめたそうです。
■店内の様子

■ゆず酒

■お通し

■いい香り。

■そら豆

■イカゲソ焼き

■生カキ

私はカキ苦手なので、写真だけ。
■焼きハマ

■カニコロ

■アスパラ

■煮付け

■黒ムツ、アップ

ここ最近食べた煮付けで一番美味しかった!
■完食!

■鯖寿司

■鯖寿司、アップ

■ソイうしお汁

■赤だし

仲良くさせていただいているゲームデザイナーさんとの打ち合わせで、
中目黒にある和食屋「一響 (いっきょう)」へ。
どの料理もとても美味しくて、食器も素敵。
店自体も分かりにくい場所にあり、店内もプライベート感を重視。
居心地も良かった。
ちょうどこの日、奥のテーブルに某イケメン俳優さんもいたので、
中目黒界隈では隠れ家和食屋としてよく使われてるんだろうなあ。
どの料理も良かったが、中でも〆でいただいた
生ハムとウナギのおにぎりが、すごく印象的だった。
生ハムとウナギって、こんなに合うんだな。
中目黒は、ホント美味しいお店が多くて、いい町だ。
■「一響 (いっきょう)」
http://ikkyo.com/
■今日のカメ
■「一響」

お店は半地下です。
■店内の様子

この日は、窓側のカウンター2人席。静かでゆっくりできます。
■「梅酒ブレンディー」

梅酒の緑茶割り。梅酒はいつもロックなので、初めて緑茶割りを飲みましたが、さわやかでとても合いますね。
■1品目

■2品目

■3品目

■4品目

肝バターがたまらん。お酒に合う味。
■5品目

■なすびソース、アップ

人生でおそらく初めてなすびソースを食べましたが、すごくうまい!ちゃんと焼き茄子の風味がします。茄子好きなので、この味すごく好き。
■6品目

蓮根のシャキシャキ感と、平貝の甘味がいい!
■7品目

なすびソースといい、この九条ねぎソースといい、ソースがとにかく美味しい!
■8品目

■9品目

■10品目

■中はこんな感じ。

ここ最近食べたおにぎりで一番美味しかったなあ。
■お椀

■一番出汁

吉祥寺にあるお気に入りのカフェの1つ、
「お茶とお菓子 横尾」に立ち寄った時のこと。
メニューを見て、いつものように大好きな酒粕入り自家製お汁粉を頼もうとしたら、
本日のお菓子の欄に「タタンのチーズケーキ」なる文字が。
なんと、こんなところで、この文字を見るとは・・・。
吉祥寺界隈に住んでいる方にはすごく衝撃的で、かつ、超魅力的な単語。
「タタンのチーズケーキ」。
その昔、吉祥寺にあった伝説のチーズケーキ屋。
いつも長蛇の列で、すぐに売切れてしまうタタン。
夏はチーズの温度がおかしくなるとかで、夏期一切お店を閉めてしまうタタン。
そして、惜しまれながら、店舗を閉じてしまったタタン。
そんなタタンのチーズケーキが、なんと「横尾」で食べれるとは!
しかも、「横尾」の美味しいお茶と共に、食べれるとは!!
ああ、神様、ありがとう。
■「お茶とお菓子 横尾」
http://www.sidetail.com/cafe-index.html
※「タタン」のチーズケーキは常設ではなく、不定期入荷だそうです。
■「Tatin タタン」
http://tatinweb.com/tatin/home.html
※「タタン」のチーズケーキは、店舗はないですが、ネットで購入可能です。
■今日のカメ
■「お茶とお菓子 横尾」

■店内の様子①

■店内の様子②

■店内の様子③

■チーズケーキセット

いつもは、酒粕お汁粉にするところですが、今日はスペシャルゲストで「タタンのチーズケーキ」。
■タタンのチーズケーキ

ああ、うまいー。
■かわいいハンコ

なんと言ったらいいのか、
なんと呼べばいいのか、
そんなラーメン屋に行ってきた。
店名は、『 』。
「かぎかっこ」ではなく、名前がない。
なので、「無銘(むめい)」というらしい。
ぶっちゃけ、ある意味、オサレというか、
最初は、こんな名前付けちゃって!的な感じがあったが、
実際行ってみると、ホントに大将が腰が低く、丁寧で、
おそらく、本気で「まだ名前を付けるには早い」と思って、
付けてないんではないかと思う。
ラーメンは、とっても美味しかった。
ここ最近食べた中で、一番、好きなラーメンだった。
麺、スープ、トッピング、すべてが完璧に好みだ。
ラーメン屋さんで、生まれて初めて、
「お口に合いまして光栄でございます」と言われた。
こちらこそ、こんな美味しいラーメンいただいて、光栄でございます。
無銘なんて、そんな謙遜されることなく、
いつか、ぜひとも堂々と名前を付けていただきたいところだ。
■今日のカメ
■「無銘」

紺色の暖簾が目印。
■店内の様子

■熟成練り醬油ラーメン

具だくさんにすると、海苔増し、チャーシュー増し、キャベツ増し、味玉、ピリ辛トマトネギが付きます。
■練り醬油、アップ

鶏スープ自体は薄味ですが、この熟成練り醬油を溶かすことで、魚介風味の濃厚なスープに変わります。めちゃくちゃ美味しいです。
クリスマスだからと言って、わーわー騒ぐ年でもないし、
キリスト教徒でもないんだだが、
やっぱりクリスマスは、ウキウキするし、普通の日ではない特別感がある。
ここ数年、クリスマス近辺には、「トラットリア29」に伺い、
クリスマス特別ディナーをいただいている。
このクリスマスディナーをいただくと、「ああ、来たな、クリスマス」と思う。
メリークリスマス・・・でした!!
■「trattoria 29 (トラットリア ヴェンティノーヴェ)」
http://trattoria29.jugem.jp/
■今日のカメ
■テーブルセット

■食前酒

■1品目

1品目は、有機野菜のスティックサラダ。肉の前にまず野菜から。
■パン

■2品目

■前菜アップ①

■前菜アップ②

実は、レンズ豆があまり好きではないのですが、このレンズ豆はしっかり味付けされ、柔らかく煮られてて、食べやすかったです。
■前菜アップ③

■前菜アップ④

うまうま(旨い馬肉)。
■前菜アップ⑤

■前菜アップ⑥

イタリアの甘いデザートワイン「ヴィンサント」と、フォアグラがとてもよく合っていました。
■2品目

白い雲のようなスフレを割ると、中からとろーり卵の黄身が出てきます。
■3品目

「ポルチーニ入り お肉たっぷりタリアテッレボロネーゼ」です。肉とパスタが半々くらいの印象の、肉たっぷりパスタ。美味しい!
■もう1つのパスタ

コンソメのとてもいい出汁が出ているスープです。ラビオリの中の肉も濃厚でうまい。
■4品目

メインは、焼き、揚げ、煮の3種の肉の盛り合わせです。
■肉アップ①

赤身の肉ですが、とても脂が乗っていてジューシーな味がします。絶品。
■肉アップ②

イタリアのカツレツは、よく生ハムを巻くそうです。
■肉アップ③

すごくやわらかく煮込まれていて、フォークでいとも簡単に崩れます。これもうまい。
■5品目

クリスマスらしいデザート。
聖なる夜に、さまよえる小羊は、
迷った挙句、ジンギスカンに行きました、とさ。
めでたし、めでたし。
■「ジンギスカン club小羊」
http://www.e-e-co.com/shop/club_kohitsuji.html
■今日のカメ
■分かりにくいビル

このパチンコ屋とラーメン屋の間の、狭い暗いビルを上がります。
■さらに、分かりにくい入口w

最初はかなり勇気がいりますが、堂々と毅然な態度で、ドアノブを回しましょうw。
■店内の様子

■テーブルセット

■黒豆マッコリ

■サラダ

■ラムハム

■うまきゅう

■ジンギスカン開始!

■ハーフ&ハーフ

これは、肩ロースと特選ロース。
■焼きます!

■ラムチョップ

■豆もやし追加

■ソーセージ&ベーコン

■食後のデザート

しかし、コーヒーって、すごいですね。どんなもの食べても、ちゃんと口の中をスッキリして、コーヒー味に一気に変えてしまうw。
お気に入りのフレンチレストラン、
「en.terrible アンテリブル」で親友と食事。
今年は、特に秋以降だが、
「アンテリブルイヤー」と言っても過言でないくらい、
すごく密度高くお邪魔させてもらったお店だ。
行く度に、楽しませてくれるし、
美味しいし、居心地いいし、言うことない。
この記事が掲載される頃には、おそらく連日の忘年会ラッシュで、
肝臓も、心もヘロヘロになっていて(苦笑)、
残念ながら、もう年内の訪問は難しい気がするが、
来年もぜひ密に通わせていただきたいと思う。
ちょっと早いですが、シェフ、スタッフの皆さん、
今年一年、お世話になりました!
■「en.terrible アンテリブル」
http://en.terrible.jp/
■今日のカメ
■テーブルセット

■パン

■1品目

ピーマンの風味とウニの濃厚な甘味がとてもよく合っています。
■2品目

■焼きタラバ、アップ

焼きタラバガニ、甘くて美味しいー。
■3品目

■カルボナーラ、アップ

■4品目

■鴨、アップ

■5品目

この美しいプリプリの球体に魅せられてます。
■フォアグラ、ドーン!

■デザート①

■デザート②

私をよく知る人から、「成沢さん、絶対好きだと思うよ」と言われ、
ご紹介いただいたチェコ料理、ビール、絵本がテーマのお店、
「チェコ料理・ビール・絵本 だあしゑんか」へ。
さすが私に勧めてくださるだけあって、
ホントは仕事の打ち合わせも兼ねていたのだが、
本棚にあったたくさんの海外小説、絵本、写真集に目を奪われ、
打ち合わせはそっちのけのなってしまった。
チェコ料理は、何度か専門店で食べたことがあって、
代々木上原の「セドミクラースキー」とか、日本人の口にも合う。
ここ「だあしゑんか」の料理も美味しかった。
ちなみに、店名の「だあしゑんか」は、
チェコを代表する作家カレル・チャペックの
「ダーシェンカあるいは子犬生活」からきていて、
さらにちなむと、ダーシェンカはチャペックの愛犬の名前である。
なんで、やたらチェコに詳しいかと言うと、
以前、チェコ雑貨に興味を持って、チェコ旅行を企てたことがあり、
その時に、チェコに関する旅行本を買い漁っていたからである。
結局、まだチェコには行けてないが、ひょんなところで、役に立つもんだ。
人生、無駄なことなど1つもないのだ。
■「チェコ料理・ビール・絵本 だあしゑんか」
http://dasenka.jpn.org/bar/
■今日のカメ
■ここから入る。

雑居ビルの2階がお店。ちょっと分かりにくいですが、ここから入る。
■入口

■店内の様子①

■店内の様子②

個人的に大好きなエドワードゴーリーの本がたくさんがあったので、ずっと読んでました。妙な中毒性がある。
■お通し

■レモネード

■ポテサラ

■「ブランボラーク」①

具は色々とあり、これは、しいたけとグリエールチーズのブランボラーク(760円)。大根餅に似てる。うまい。
■「ブランボラーク」②

■ソース

2種注文したので、ソースも2種。自家製タルタルソースと、ワカモレソース(アボカド&ハラペーニョのソース)にしました。ソースもうまい。
■ローストポーク

■「グラーシュ」

■超気になるw

■こっちもww

■超特急に乗車してみた。

ほとんどアルコールは感じず、普通に美味しいライムカクテルでした。