このメシクエの年末のご挨拶を書くたびに、
「もう1年経ったのか!」と、時の早さに驚かされます。
同時に、年末のご挨拶を書いているということは、
この1年間食べ続け、1年間書き続け、
そして、1年間多くの人にメシクエを愛していただいた証であり、
すごく感慨深く思います。
今年は、とある信頼している人から「非常に苦しい年になる」と言われていました。
特に後半なのですが、いやー、本当に大変でした。
その代わり、めちゃくちゃ勉強になった年でもあり、
色んな人に出会い、色んな物に出会い、色んな物を手にした一年でした。
なので、
「苦しいだろうけど、やめてはいけない。ものにするように。」
と言われていました。
すごく得るものが大きかった一年ではありましたが、
「これだけもらえるんだから、またやる??」と聞かれたら、
もう二度とごめんです(笑)。即答します。
2017年のような年はもうやりたくないですねw。
メシクエストとしては、
今まで出会えなかったグルメな人にあったり、
面白いグルメ会に参加させてもらったり、
旨いを探す大冒険の仲間が増え、フィールドが広がった一年でした。
去年まで行かなかったエリアやジャンルの記事も増えてたんじゃないかな、と。
さらに、ぐるなびさんが運営されている
メシコレという食通厳選グルメマガジンの公式キュレーターを拝命し、
ぐるなびさんにもちょこちょこ寄稿させてもらったりしています。
私の記事はコチラです。
↓↓↓↓↓
https://mecicolle.gnavi.co.jp/curator/meshi-quest/
来年の私は、ありがたいことに激運&大冒険の年だそうです。
2017年までずっと耐えて準備してきた何かが爆発するようです。
まだ当の本人がまるで未来の予測が付いてないのですが、
まあ、激運なら嬉しいので、楽しみに2018年に突入してみようと思います。
今年も多くの人に毎日メシクエに遊びに来ていただき、
私の記事をを読んでくださったすべての方に感謝します。
来年もまた健康で、楽しいメシクエストをお送りできるように頑張ります。
2018年も、ぜひここでお会いしましょう。
今年もご愛読を本当にありがとうございました!
2017年12月31日
成沢理恵
今年もあと1日となりました。
いやー、本当に早いですね、1年経つのは。
今年も本当によく食べて飲みました!
ほぼ皆勤賞で、毎日更新が出来たのも、
強靭な肝臓と胃腸と(笑)、
メシクエストに一緒に行ってくれたり、クエストに協力してくれる仲間達と、
そして、何よりもメシクエをいつも読んでくださり、
応援してくださる皆さんのおかげです。
心から感謝しています。
そんなメシクエの2017年の冒険記録を紐解き、
年末恒例となりましたメシクエが超勝手に選ばせていただく、
2017年ベストレストラン『メシュラン2017』を
発表させていただきたいと思います!!
以下、順不同。
■東麻布「天本」


鮨グルメ界では、知らぬ人はいないほどの名店。
都内有数の予約困難店で、なかなか気軽に行けませんが、
やっぱり「天本」さんのつまみや鮨は、旨い!!!
ナガスクジラの尻尾や白シャコなど、
貴重で、めちゃくちゃ美味しいものだらけ。
毎回メシクエで大量経験値をいただいておりますw。




■中目黒「伍燗」



今年はやたら和食にハマって、和食屋さんによく行っていたのですが、
その中でも中目黒「伍燗」さんと、この後でご紹介する曙橋「はらまさ」さんは
すごく私の好みに合っていて、めちゃくちゃお世話になりました。
中目黒にいながら、京都の料亭に来ているかのような
本格的な日本料理が楽しめ、それでいて堅苦しくなく、アットホーム。
見た目にも美しく、出汁がよく効いてて、食べてもすごく美味しい。
特に、「伍燗」さんの胡麻豆腐は、今まで食べた中で最高峰です。





■曙橋「はらまさ」

曙橋「はらまさ」さんは、ご縁があって今年初めてお邪魔させてもらったが、
以来、あまりに美味しくて、立て続けに通わせてもらった懐石料理店。
味が私のすごい好みで、出汁が効いてて上品でありつつも、
薄すぎず、ぼやけてないというか、しっかり味を感じる。
何を食べても別格に美味しいのですが、
特に、初冬にいただいた上海蟹の蒸し寿司は、
今思い出しても、また食べたくなるような、夢見る味でした。





■番外編 上海「南翔饅頭店」




久しぶりに出張で上海に行って、
私が今まで食べた中で一番美味しい小籠包だったはずの
「南翔饅頭店」の小籠包を十数年ぶりに食べてきましたが、
やっぱり、ここは別格でした!めちゃくちゃ美味しい!
日本にも支店がありますが、上海の本店とはやっぱり味が全然違います。
以上、メシクエが選ぶベストレストラン『メシュラン2017』でした!!
赤坂に「金舌」という高級焼肉店があって、
そこのカジュアルラインとして、
いまや都内各地で大人気のkintan。

焼肉屋の、方や堅苦しく昔ながらのイメージ、
方やファミリー感ある雑多な感じのどちらも払拭し、
気軽にオシャレに美味しい焼肉が食べれるお店として、
肉食獣的ににも重宝している。

「青雲」のお線香並みに煙が少なく、
仕事途中のランチでも焼肉が楽しめるのがありがたい。
なんと期間限定で、こんなランチをやっているらしく、
1人忘年会を敢行することにした。

タンもうまいが、カルビもうまい。
サラダ、スープ、ご飯はお代わり自由。
メニューも豊富で、夜のグランドメニューからも一部選べる。
ちなみに、もやしナムルは別注。







思いがけず、いい焼肉忘年会ができた。
■「恵比寿焼肉kintan」
http://www.ebisu-yakiniku-kintan.com/#
懇意にさせていただいてる吉祥寺の名店「肉山」の姉妹店、
「ホルモン酒場 焼酎家 わ」で食事。
今年も最後までよくお邪魔させてもらったなあ・・・。
夜中まで美味しいお肉を一人でも食べさせてもらえるところがなかなかなくて、
本当にお世話になりました。

いつものように、牛タンとハラミを焼きながら、味噌きゅうをいただく。
炭の炎を見ながら、無心で網に肉を乗せて焼いてる時に、
不思議と1日の疲れが吹っ飛ぶ。



今日は序盤に常連さんのパーティーがあったようで、
そこで出したという特別メニューのおこぼれにも預かれたw。
カンガルー肉のソーセージのホットドッグ。
甘めのバターロールに、しっかりとした味のカンガルーがよく合う。


宮古島の島豆腐のカプレーゼ。
島豆腐がコクがあって、オリーブオイルとトマトと相性がいい。
ヘルシーなチーズを食べている感じ。

最後は、大将小林さんのお手製チャーシュー。
その煮汁を使ったラーメンがめちゃくちゃ美味しくて、
個人的にはレギュラーメニューへの昇格希望w。
ただ、相当作るの大変だそうで、通常営業では難しいだろうなあ・・・。


来年も新年早々からお邪魔しそうな予感。
今年も美味しいお肉をありがとうございました!
■「ホルモン酒場 焼酎家 わ」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005837/
大衆居酒屋に非常に詳しい方にご招待いただき、
大衆居酒屋界では非常に有名だという「つず久(つずく)」へ。



数席だけのカウンターと、
2人座るともう一杯くらいの畳敷きの小さな小上がりは、
常連さんと、大衆居酒屋ファンの予約ですでに満席。
ちなみに、このテーブル、不思議な形をしてるなと思ったら、
なんと大きな火鉢を使っているのだそう。

周りの常連さんに合わせ、TPO重視で、まずは熱燗。
この雰囲気に普通の徳利と猪口はないだろうと思ってたが、
そこは、さすが!すごくいい感じの熱燗セットがやってきたw。

魚料理をメインにしていて、刺身の盛り合わせはもちろんのこと、
イクラと青海苔が入った大きな玉子焼きもめちゃくちゃ美味しかった。




メニューがどれも面白く、ツッコミどころ満載でw、
それがいい感じの大衆酒場内のコミュニケーションツールにもなってるのだが、
高倉健さん600円って(笑)。

で、女将さんに「高倉健さんって、何ですか?」と聞くと、
笑顔で「あれよ!黄色い・・・あれ!!美味しいわよ!」と言われ、
おそらく高倉健さんの代表作黄色いハンカチを指してて、
黄色い何かが来るんだろう・・・とは思ったが、
まさかの黄色いカリフラワー(笑)。


この茹でた黄色いハンカ・・・じゃなくてカリフラワーが、
すごく甘味があって、塩茹での塩加減も絶妙で、とても美味しかった。
「高倉健さん」というメニューじゃなくても頼んでいたレベル。
〆は、この「つず久」のスペシャリテとも言える、
元祖わざび飯をいただく。
このわさび飯は「つず久」が最初で、
これが食べたくて遠方からもお客様が多数やってくる。

釜炊きをした、炊き立てのホカホカご飯の上に、
北海道直送のえぞワサビを乗せて、
さらに醤油と海苔をかけていただくシンプルなご飯なのだが、
このえぞワサビの量は女将さんに主導権があり、
とんでもない量のワサビがやってきて、とんでもない量乗せられるw。


白いご飯にえぞワサビが白く擬態をしてて分かりにくいが、
上の方の米じゃない形状の白いものはすべてワサビだ。

こんなにガッツリ乗ってて、辛くないわけがなく、
あちらこちらの席で悲鳴が出て、
楽しい大衆酒場で全員が号泣をしている異様な光景w。
ただ、超絶めちゃくちゃ辛いのだが、えぞワサビが香り良く、
炊き立てご飯にすごく相性がいいので、美味しいのは美味しい。

残念ながら、ワサビマスターは女将さんなので、
ワサビの量は調整できずw、あとは根性と、
かけ放題の大量の海苔と味噌汁で乗り切るしかない。


大衆居酒屋、めちゃくちゃ楽しかったな。
いいメシクエストだった。
■「つず久」
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13011427/
私が信頼を寄せているグルメな方からのご紹介で、
神楽坂にある一軒家フレンチ、
「Le Mange-Tout ル・マンジュ・トゥー」へ。



神楽坂の路地裏にあって、雰囲気的にもカップルが多いのかと思ったら、
年齢層高めのお偉いおじ様方が商談や会食をしている席が多く、意外だった。
泡も白も苦手なので、私に合わせてもらって、みんなで赤で乾杯。

1品目のアミューズの5品盛り合わせは、
どれも手に取って一口で食べるスタイル。
見た目にもかわいらしいが、味もしっかりしていて、美味しい。
ブロッコリーのキューブ、たらのムースを炭の生地で挟んだもの、など。




2品目は、岡山県産の足赤海老を使った前菜。
ソースは、濃厚で香り良い、アンチョビバター。


都内の某超有名ベーカリーから取り寄せているパン2種。
パンがめちゃくちゃ美味しくて、お代わりが止まらず。

パンって、料理のサブ的な扱いだけど、実はすごく大事。
パンが美味しいお店は、それだけで嬉しくなる。
3品目は、ホタテのムース。
フワフワで茶碗蒸しのようなホタテ。
めちゃくちゃ好きな味。
ソースは香味野菜を使ったもの。


4品目は、シェフのスペシャリテのエゾ鹿のコンソメ。
すごくいい香りがする、澄み切った美しいコンソメ。
エゾ鹿の生ハムも添えられている。



5品目は、和歌山県の石鯛。
少し酸味を効かせたクリーミーなソースで。


6品目のメインディッシュは、
宮崎県産の網捕りをした青首鴨。
柔らかくて、しなやかで、全く臭みを感じない優しい鴨だった。
付け合わせは、ラットというじゃがいもとキノコを合わせたマッシュポテト。



デザートは、2種。
1つ目は、季節のイチゴを使った真っ赤なスープ。
甘さ控えめで、イチゴ好きにはたまらない一品。

2つ目は、惑星のような球体のチョコレート。
「スターウォーズ」最新作が公開されたこともあり、
なんだかデススターにも見えるw。


ちなみに、デススターの中は、こんな感じ。
パッションフルーツソースやキャラメルムースが出てくる。

食後の小菓子は、カヌレ。
前菜からデザートまで内容もボリュームもちょうど良く、
すべてが安心して食べれる、完成したフレンチだった。


■「ル・マンジュ・トゥー」
http://www.le-mange-tout.com/
目黒にあった超人気イタリアンメッシタが
多くのファンに惜しまれながら今年春に閉店して、はや数ヶ月。
「メッシタ」のためだけに1時間かけて目黒駅に降り立つこともあったくらい、
本当に稀有で、孤高で、素晴らしいイタリアンだった。
閉店後、「メッシタ」の店主だった美樹さんは、
長い休暇を取られ、イタリアに行ったり、
新しいスタイルのイタリアンの構想を練られたりしてたようで、
今年、ご自身の家の1階を改築して、完全紹介制&予約制で、
ほぼ常連さんだけをお招きするようなイタリアンをオープンした。
名前も看板もなく、そのまま名刺にも「鈴木家」となっている。



メニューは、半分以上は、「メッシタ」で作らなかったものばかり。
その日の一番良い食材で、一番美味しく作れるものだけがメニューに並ぶ。
そして、その料理は、すごくシンプルで、
美味しいのはもちろんのこと、なんだかかっこいい。


カリフラワーは、大胆に茹でたカリフラワーの上に、
特製のブラックオリーブのソース。
シンプルだけど、カリフラワーって、こんなに美味しかったのか!と驚く。

目玉焼きとからすみも、
まさに目玉焼きとからすみなのだが、
卵のコクと甘味、からすみの塩気と風味が絶妙で美味しい。


エッグホリックな人間からすれば、
当然パスタも卵で突っ走らしてもらう。
このカルボナーラも、
大きめのパンチェッタの塩味が効いてて、絶品だった。


これは「メッシタ」でも大人気メニューだった鶏バター。
これでもか!というほど、たっぷりのバターでこんがり焼かれた鶏肉。
相変わらず、めちゃくちゃ美味しい。

メインディッシュは、青森県の熟成豚。
思えば、「メッシタ」では、豚って、あまり出てこなかった気がする。
ものすごいボリュームだけど、これくらい厚みと大きさあった方が、
豚汁(ぶたじる)の旨味がしっかり感じられる。

デザートは、たっぷりティラミス。
苦みも甘みも控えめで、食後にちょうどいい。

美樹さんが本当に作りたいものだけをメニューに並べ、
食べてもらいたい人に出して、やりたいお店をやる。
ある意味、客側の自由が利かないし、柔軟性もない。
人によっては好き嫌いがすごく分かれると思うが、
確実に自信があって、本当に美味しいモノ、
素晴らしいモノをプロが見せてくれる。
私は、なんか好きなんだよね。嫌いになれない。
すごく信念が感じられて、底知れぬ安心感もあって、
もちろん自由に伸び伸びできるお店も心地よいけど、
こういうお店があっても良いと思う。
それを心から楽しめる、客としてこちらの余裕があればいいだけなのだから。
ずっとこのままで。
またぜひお邪魔させていただきます。
私が知る中でもトップクラスの鮨好きが集まるグルメ会にて、
広尾「鮨 心白 (しんぱく)」で忘年会。



日本酒の種類が豊富で、美味しいつまみラッシュに酒がやたら進む。










初めて見たけど、カキ専用の日本酒というのもあるらしく、
生カキとカキのための日本酒セット。
私はカキ苦手なので、写真だけw。


にぎりもたっぷり食べれて、どれもすごく美味しかった。








特に、めちゃくちゃ脂が乗ってたオアカムロと、
大きくて、すごく甘味があったほっき貝は絶品だったなあ。


大将が気さくで、美味しいだけじゃなく、楽しい鮨屋。
鮨屋さんってどうしても固くなりやすいけど、
こうやってリラックスして、笑いながら食べれる鮨は、より美味しい。
大将の人柄を表してるかのようなこの素敵なお猪口。
チャラチャチャ~チャラチャチャ~♪
日曜日のあの音楽が脳内に流れる。
これ、超欲しいw。

■「鮨 心白」
http://sushi-shinpaku.tokyo/
■今日のカメ
■「鮨 心白」

日比谷線「広尾駅」から徒歩10分ほど。恵比寿三丁目の交差点の近くにあります。
■店内の様子

カウンターのみ8席ほど。席数は少なめ。予約は半年先くらいまでいっぱいの人気店。
■テーブルセット

テーブルセットはこんな感じ。
■日本酒①

宮城県金の井酒造の「綿屋」。スッキリ辛口。
■サザエさんいる!!

サザエさんお猪口w。あまりに馴染んてて、しばらく気が付かなかったw。超欲しい。
■1品目

きのこともずくの温かい前菜。
■2品目

生カキ。写真だけ。
■生ガキ用日本酒

ラベルにもしっかりとカキの絵が描かれている、生ガキのための日本酒。
■3品目

おしゃれな盛り付けの白子。
■4品目

ナメタガレイ。わさびは2種類用意されてて、安曇野のわさびと、鳥取のわさび。色も香りも違うので、お好みで使い分け。
■5品目

青つぶ貝。
■6品目

ぼらの白子。ふわふわで豆腐みたい。
■7品目

トラフグ。
■8品目

焼きフグ。
■9品目

カツオ。
■日本酒②

大将が私を見て笑いながら出してくれた日本酒。山形県亀の井酒造の「ばくれん」。美味しい日本酒。
ちなみに、「ばくれん」とは方言で「すれていてずるがしこい」という意味(笑)。
■10品目

納豆と刺身を和えたおつまみ。
■11品目

せいこがに。甘くて美味しい!
■12品目

ミニあんこう鍋。スープにはあんこうの身と、エキスたっぷりのスープ。横にはあん肝。
■13品目

甘鯛のウロコ焼きと、逗子のむきたけ、えびいも。
■14品目

赤米の上に、たっぷりイクラが乗っています。
■日本酒③

京都木下酒造の「玉龍」。しっかりとした味わい。
■鮨①

ひらめ。
■鮨②

シマアジ。
■鮨③

真鯛。
■鮨④

アジ。
■鮨⑤

カマス。
■鮨⑥

ほっき。甘味あって、大きく柔らかく、すごく美味しかった。
■鮨⑦

アアカムロ。めちゃくちゃ脂乗ってて、絶品。地魚で、なかなか生が出回らないそう。
■鮨⑧

くえ。
■鮨⑨

ハガツオ。
■鮨⑩

さば。
■鮨⑪

本マグロのとろ。
■鮨⑫

ウニと小柱。
■鮨⑬

キンメ。
■鮨⑭

カステラのような素朴な甘みのある美味しいたまご。
■日本茶

日本茶や中国茶など、鮨屋さんには珍しくお茶が選べて、お茶の種類が豊富だったのも驚いた。お茶好きには嬉しい。これは嬉野の日本茶。
長年お世話になっている美容師さんと
高円寺の名店「鮨 波やし」で食事。


「波やし」は、予約の取れない鮨屋さんとしても有名だが、
そこまでお客さんが殺到するには理由がある。
まずは、日本酒。
品揃えが良いこともさることながら、
必ず注文前に味見をさせてくれる。
その味見もそこそこ量もあるので、ちょっとした利き酒で得した気分。



そして、ボリューム。
序盤のつまみは、刺身から、蒸し物、焼物、
なんと鮨屋なのに和牛のステーキまで出てくる。
このステーキもめちゃくちゃ美味しいから泣ける。







たっぷりつまみを食べた後で、いよいよにぎり。
お客さんのこれ食べたいもちゃんと取り入れてくれて、
一通り、大将の林さんのおすすめを出してもらった後に、
もっと食べたければ、どこまでも付き合って出してくれる。
穴子も最高だったけど、
カワハギと筋子、めちゃくちゃ美味しかったな。







これだけ飲んで、美味しいつまみもにぎりも食べまくって、
さぞかしお高いだろうに・・・と思うが、
こんなに飲んで食べても、実は普通の地元との鮨屋さんより安い。
もっと言うと、私が行く銀座や恵比寿あたりの鮨屋さんの
おそらく1/3から、下手したら1/5くらいのお値段だから驚く。
こりゃ、混まないわけがないし、お客さんも殺到しないわけがないw。
色んな意味で、素晴らしい鮨屋さん。
また偶然予約が取れる自分の強運と奇跡を信じたいところ。
■「鮨 波やし」
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13070215/
■今日のカメ
■「鮨 波やし」

JR高円寺駅北口から徒歩3分ほど。仲通り商店街の中にあります。
■店内の様子

カウンターのみ10席ほど。席数は少なめです。
■日本酒①

「こんな感じのが飲みたい」というと大将がいくつか選んで、味見をさせてくれます。この味見システムは、本当に嬉しい。この中で、まずは大信州にしました。
■1品目

カワハギのお造り。肝醤油で。
■2品目

大間のマグロ、ボタン海老、いわし、すみいかのお造り。
■3品目

まぐろの筋焼、げそ、えいひれ。酒のお供セット。
■4品目

中に、あわび、白子、カニ、ふぐが入っているとっても贅沢な茶碗蒸し。
■5品目

せいこがに。甘くてすごく美味しい。
■日本酒②

次の味見。山本に決定。
■6品目

栃木の和牛サーロインステーキ。鮨屋でいただくサーロインステーキ。魚ばかりだと飽きちゃうと思って・・という大将の配慮。そして、このステーキもすごく美味しい。
■7品目

おしんこときゅうりを混ぜた箸休め。鮨屋のサラダ。食べやすく、さっぱりしてて、食べ続けたくなる味。
■8品目

穴子の白焼き。
■9品目

たこの旨煮。
■日本酒③

味見の結果、星自慢に決定。
■鮨①

ひもきゅうとあなきゅう。
■鮨②

アジとさんま。
■鮨③

カワハギ。上に濃厚な肝がたっぷりかかってます。絶品。
■鮨④

東京だとなかなかお目にかかれない白エビ。
■鮨⑤

筋子たっぷり。
■鮨⑥

すみいかとウニ。いかとウニは合いますねー。
■鮨⑦

大間のマグロ大トロ。
■鮨⑧

穴子をたれと塩で。
■鮨⑨

ここからは私のリクエスト。蒸しエビ。
■鮨⑩

とろたく。
■お椀

青海苔の味噌汁。
秋葉原のランドマーク・万世橋のすぐ隣にある「肉の万世」7階、
しゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「七福神 秋葉原本店」へ。


一時期、所属していた会社が秋葉原にあって、
毎日のように秋葉原に来ていたのに、万世に来たことがなかった。
近くにあると思うと、いつでも行ける気がしちゃって、
意外と行かなかったりする、あるある。
「肉の万世」ビルは、地下1階から10階まであり、
すべて万世グループの肉に関する飲食店が入っており、
上の階に行くほどお値段が高いという暗黙のルールがあるようだ。
「七福神」は、ビルの7階にあり、
会食やデートで使えそうな上品で静かな空間になっており、
1階入口のギラギラな赤ちょうちんの雰囲気とは打って変わっている。


しゃぶしゃぶか、すき焼きが選べるので、しゃぶしゃぶを。
年取ったせいか、最近、すき焼きより、俄然しゃぶしゃぶ派になってきた。



「肉の・・・」と謳っているだけあって、
普通のランクの肉でも、たっぷりサシが入ってて、
通常のしゃぶしゃぶ屋さんの「上」クラスのクオリティーがある。
肉もやわらかくて、とても美味しい。
逆にこれ以上サシ入ってると、脂強くて、食べきれないかも・・。




しゃぶしゃぶも美味しかったが、素晴らしかったのは窓からの眺め。
秋葉原の一番の大通りが万世橋のところで曲がっていて、
その曲がりの一等地にあるからこそ見える、
秋葉原の大通りを正面ど真ん中から見下ろす不思議な景色。
これは、一見の価値があった。

■「肉の万世 七福神 秋葉原本店」
http://www.niku-mansei.com/contents/02honten/07sitifuku.html