神戸出張。
初めて、生田神社を参拝させてもらった。
スナックや風俗店が立ち並ぶ繁華街のすぐ近くに、
こんな美しい神社があるのは驚いた。


離婚されてしまったが、兵庫出身の藤原紀香さんと陣内智則さんが
挙式を上がられたことでも注目された神社だそうだが、
本殿もすごく綺麗で、素敵な神社だった。
さて、朝ごはん。
早い時間に空いてるカフェが少なくて、
Google先生に教えてもらった「YORKYS BRUNCH ヨーキーズブランチ」へ。


オシャレで広い店内は、9割9分お客さんも女性。
私は居心地良かったけど、男性は居心地悪いかもなあw。

お店のおすすめになってたエッグベネディクトを注文。
具材が選べたので、ほうれん草とベーコンに。


パンとベーコンと卵という、
朝食定番具材をエイヤッ!と一緒にしてしまうというアメリカンな発想の料理だが、
毎日だと空きそうだけどw、久しぶりに食べると、この感じ美味しいな。

エッグベネディクトって、いつも思うのだが、
まさに濃厚民族のための朝食というか、ぶっちゃけ、かなり濃厚。
濃厚民族的に、逆にこんなに濃いけど普通の人は大丈夫かなと
心配してしまうくらいなのだが、大丈夫なんですかねw?
■「YORKYS BRUNCH」
http://yorkys-brunch.com/
吉祥寺に大好きな熱燗専門店「カイ燗(かいかん)」という居酒屋がある。
そこのオーナーさんがやっている系列店が「火弖ル」。
なんだかジブリアニメに出てきそうなフレーズだが、ほてると読む。
なんで「ほてる」なのかと言うと・・・
ラブホの前にあるからだ。分かりやすい!


ちょっと上の世代の人は、酔った勢いで、
「ニューヨークへ行きたいか???」
「おー!!!!」
的な、アメリカ横断ウルトラクイズギャグを言いそうなシチュエーションだが、
もう今の世代では「ニューヨーク」という単語見て、
脊髄反射的なことは起きないんだろうなー。
熱燗居酒屋「カイ燗」は席数も少なく、結構しっぽり飲む感じだが、
こっちの「火弖ル」は上野とか新橋にありそうな、
ワイワイガヤガヤのまさに大衆居酒屋。
思えば、こういう感じのお店って、吉祥寺にあまりないなあ。
そういうこともあってか、若い人から年配の方まで、めちゃくちゃ人気で混んでる。



メニューがものすごく豊富で、迷う。
いい感じの、何でもありまっせ!的なラインナップ。

悩んだ末に、2品つまみを頼んだのだが、
これのどちらも、この大衆居酒屋雰囲気からは想像できない
斜め上を行くクオリティーで驚いた。
まずは、煮カツ。
ビュジュアルからもすでに上品さが伝わる、ちゃんとした煮カツ。

大衆居酒屋の煮カツとしては、980円と高めだが、
その価値があるくらい、豚肉も厚みあってしっかりしてて、
トンカツの衣もまずくなくて、煮カツの出汁も薄味で上品。
ご飯食べちゃおうかなと思うくらい、箸が進む煮カツだった。

もう1つは、豚ロースブルーチーズ炒め。
すでにブルーチーズという時点で、大衆居酒屋メニューを超えてるが、
これもいい香りで、とても美味しく出来ていた。


忙しいこともあってだと思うが、正直店員さんが不愛想でw、
お世辞にもフレンドリーとは言えない感じで、
普段だと、美味しくても居心地が・・・となって再訪しないところ、
それを超えてくるくらい料理が美味しくて、
大衆居酒屋だし、連れてくる友達と楽しめばいっかーくらいの気持ちになる。
私にとって、そんな気分にさせる、なかなか稀有な1軒。
■「火弖ル(ほてる)吉祥寺本店」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13174371/
美容師のお友達に紹介してもらい、
前回お邪魔してとても美味しかったので、早速、2人でまた再訪。



クラフトジンを多数取り扱っていて、
あまり普段はジンを飲まないのだが、
色々と教えてもらって、ジンの味を覚え中。
強くて、ちょっとクセがあるけど、すごく香りが良くて、ジンは奥が深い。

1品目は、紫キャベツと苺のサラダ。
前回いただいて、すごく美味しかったので、アゲイン。

2品目は、ヒヨコ豆のペーストとコロッケ。
これ、中東でよく食べられる前菜のフムスという料理なのだが、
トルコやモロッコ行って食べた本場のフムスと同じくらい美味しい!

3品目は、チーズとクミンのフライドポテト。
色んなフライドポテトがあるけど、チーズとクミンの組み合わせは初めて。
チーズの濃厚さと、カレーっぽさを感じるスパイシーなクミンの相性がいい。

4品目のメインディッシュは、ハンガリー産鴨の骨付きコンフィ。
外がカリッとしていて、中はスルッと骨から外れるほど柔らかい。

デザートは、スパイスアイス付きのクレームブリュレと、
きなことココアのティラミス。
甘さ控えめで、デザートも美味しくできていた。


雰囲気もいいし、静かだし、駅からも近いし、
料理も美味しいし、ボリュームもあって、盛り付けも美しい。
すごくバランスの良い、素晴らしいビストロ。
■「THE DAY FOOD LAB」
http://www.thedaytokyo.com/
メシクエのレベルが34にもなると、
高級フレンチとか、鮨屋とか、町の定食屋とか、
結構ノンジャンルでパーティー組まずとも
1人でメシクエストをこなせるようになってきたが、
大衆居酒屋が依然として難易度が高く、1人クエストに苦戦する。
今回は、某有名漫画家さん、飲食店オーナーさんなど心強いパーティーが集まり、
遊び人としてもクエストが豊富にクリア出来そうな一日となったので、
早速、吉祥寺の大人気もつ焼き店「もつやき かっぱ」クエストへ。


ホント久しぶりに来たなあ・・・。
もう何年ぶりだろう。
何度も店前を通り、もつ焼きのいい香りを感じるのだが、
店前のおじさま方の列に並ぶMPも、
小さなカウンターの席に一人で紛れ込むHPもなく、中断していたメシクエ。
今日は豪華なパーティーがいて良かったー。




タン、ハツ、カシラを大量注文。
1本オール110円と思えない、美味しいもつ焼き。
今日は長ネギがおすすめとのことで頼んでみたが、
細いのに、驚くほど甘くて、本当に美味しかった。



■「もつやき かっぱ」
https://www.facebook.com/kappa7814/
吉祥寺は学生時代からよく来ていたし、
メシクエでも西荻窪と1、2を争うくらい掲載頻度が多い町であり、
色んな人から、もうほとんど行き尽くしたんじゃないですか?と聞かれるが、
それ以上に店がいっぱいあり過ぎて、
気になっていたけどまだ行けていないという店もまだまだいっぱいある。
吉祥寺の東急裏にある人気バル「「Wine&Tapas Chill チル」もその1軒。
実は、共通の知り合いもいたりして、
気になっていたので、ようやく来れて良かった!



お通しは、自慢の自家製バターでいただく、パン。
バターが美味しいので、パンがあっと言う間になくなってしまう。

1品目は、季節野菜の炭火焼き。
ガーリックが効いてて、お酒が進む。

2品目は、スペイン風オムレツ。
卵好きな上、じゃがいも好きでもあるので、
スパニッシュオムレツは大好物。

3品目は、スペアリブギャートルズ風。
原始人っぽく両手で持って、かぶりついて、豪快に食べる。
この豚のスペアリブがすごく脂が美味しくて、もう1本食べるか悩んだ。


4品目は、茄子とチーズのオーブン焼き〝メランザーネ”。
ちなみに、イタリア語で茄子のことをメランザーネという。

5品目は、吉祥寺にある「ボワ・ド・シュークル」という
お菓子屋さんのマカロンを使ったコラボ料理。
ほんのり甘いマカロンに、中の鶏のレバーペーストが合っていて、
かわいらしいだけでなく、ワインに合う一品。


6品目の〆は、赤海老のトマトクリームパスタ。
濃厚で、クリーミーで、とても好みの味。


広いカウンターがあって、1人でも来やすく、
前菜から肉料理、パスタまでどれも味のバランス良く、美味しかった。
土日は昼過ぎから飲めて、ノンストップ営業をしてるそうなので、
ちょっと遅めのランチ兼ねて、またぜひお邪魔してみたい。
■「Wine&Tapas Chill チル」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13131274/
懇意にさせていただいているお気に入りのフレンチ、
外苑前「Hiroya ヒロヤ」で業界の大先輩と食事。


この日は特別にシェフのヒロシさんがおまかせ料理を作ってくれるとのことで、
メニューにはない料理がてんこ盛りの豪華な食事となった。
まずは、私が好きな甘めの白ワインで乾杯。

1品目は、自家製からすみとしらすのつまみ。
フレンチとは思えない(笑)、意外なスタート。
このからすみ、何ともまろやかですごく美味しい。

2品目は、自家製あん肝。
このあん肝がビックリするくらい美味しくて、
センスある人って、ジャンル関係なく、何でも美味しく作れるんだなと感心。

3品目は、ズワイガニのフラン。
白子とアワビも添えられてて、すごく濃厚なフランス風茶碗蒸し。
ワインが異様に進んでしまうw。

4品目は、本日のスペシャル、ヒラスズキ。
大きくて立派なヒラスズキを目の前で捌いてもらった。
火入れも抜群で、いい感じのレア。
めちゃくちゃ美味しい魚料理だった。



5品目は、今日は特別!ということで、
すごく手間のかかる料理をウサギのパイ包み焼きを出してもらった。
思えば、「ヒロヤ」でウサギ食べたのも、パイ包み食べたのも初めてかも。
しっかりウサギを煮込んであるので、臭みなく食べやすいパイ包み。



6品目は、鹿児島県産の黒豚肩ロース。
イノシシの出汁に浸ってて、見た目よりすごくサッパリしている。
このイノシシ出汁が上品で、すごく旨い!


7品目の〆のご飯は、ズワイガニの炊き込みご飯。
中に温泉卵も入ってて、カニの旨味と卵の甘味で、すごく好みのご飯だった。



最初のからすみやあん肝を食べると完全に和食で、
でもウサギのパイ包みとかは明らかにクラッシックフレンチで、
それでいて和食もフレンチも最高に美味しくて、
ホントいつ来てもすごいお店だなと思う、「ヒロヤ」さん。
■「Hiroya ヒロヤ」
https://tokyo-calendar.jp/restaurant/721
高円寺に用事があったので、知り合いから勧められていた、
「家庭料理 まんまみじんこ洞」でランチをしてみることに。


駅からもちょっと離れていて、路地裏にあって、
窓から中が見えず、ギャラリーも併設しているので、
何屋さんか、入っていいのかも分からず、
正直、知り合いから言われてなかったら入らなかったかもしれんw。
店内はアットホームで、常連さんがごく普通に多数食事をしていて、
高円寺ならではというか、高円寺らしいお店(笑)。


定食メニューが豊富で、どれも美味しそうなのだが、
写真に惹かれて豚の野菜巻き定食を注文。
重箱セットというのを頼むと、小鉢が3種付いてくるのだが、
小鉢の中に餃子も含まれてるのが、家庭料理っぽくていい感じ。




豚巻き、カラッと揚っていて、野菜もチーズもたっぷりで美味しかった。
まさに家庭料理で、ちょっと休日に手料理食べたくなった時とかに良さそう。
■「家庭料理 まんまみじんこ洞」
https://mijincodou.jimdo.com/
新宿御苑前駅から歩いてすぐのところにある、
小料理屋「食彩処 まつたて」でランチ。


新宿御苑前は意外とサラリーマンが多くて、
飲食店も多いのだが、居酒屋の定食ではなく、
ちゃんとしっかり和食食べれるようなお店があまりなく、
そういう意味で貴重なのか、お昼時は外にも並んでいる人を見かける人気ランチ。
刺身付きの鱈の西京焼き定食を注文。
小鉢も付いて、健康に良さそうな和定食が食べられる。
とろろが付いて来るのも嬉しい。






1点、残念なのは、狭い店内で喫煙が可になってること。
だからこそ、愛煙家の和食ランチとして人気なのかもしれないが、
タバコ吸わない者にとっては、せっかくの和定食の味が変わっちゃって、ちと悲しい。
■「食彩処 まつたて」
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13192030/
懇意にさせてもらっている高円寺の鮨の名店「鮨 波やし」で食事。


つまみも、にぎりも、何を食べても美味しいのはもちろんのこと、
食事の内容もお客さんのわがままを聞いてくれて、
お腹いっぱい食べて飲んで、とってもリーズナブルな驚き価格。
総合値と幸福値がものすごい高い鮨屋さんなので、
最近、ふと鮨が食べたくなると、「波やし」さんを真っ先に思い出してしまう。


まずは、恒例の日本酒選び、利き酒。
最大限に食事が楽しめるように、ちゃんと日本酒を味見してから選ばせてくれる。
この中で、「鷹勇」だけ飲んだことがなかったので、「鷹勇」からスタート。

1品目は、かわはぎ。
かわはぎの肝が大好き過ぎて、もうこれだけでも満足w。



2品目のお造りは、青柳、北海しまえび、ぶり、サバ。

3品目は、名物の豪華茶碗蒸し。
中には、あわび、かに、白子、ぶりが詰まっていて、
具を食べる茶碗蒸しになってる。

4品目の毛ガニも、甘くてとても美味しかった!


5品目は、栃木のみなもと牛の炙り。
「波やし」では、魚が続いて舌が疲れないように、
1品だけ肉も出してくれるのだが、この肉もすごく美味しいので驚く。
鮨屋さんでいただく牛ステーキは、なんだか不思議だ。

6品目は、箸休めのたくわんときゅうりのサラダ。
このサラダ、シンプルだけでどずっと食べ続けたくなるくらい美味しい。
口触りが良い繊細な千切りと、たくわんもきゅうりも素材がすごくいいのだと思う。

7品目は、あん肝と生海苔のドリア。
全く臭みなく、濃厚でクリーミーでこれもすごく美味しい。
鮨屋さんならではのちょっと変わった創作料理が楽しめるのも
「波やし」さん人気の秘訣。

8品目は、ばくだん。
納豆に、鮪や白身魚を混ぜて、海苔でいただく。
鮨屋さんは高級海苔を使ってて、とにかく海苔が美味しいので、絶品。


いよいよ、にぎりへ。
まずは、上品な味わいのまぐろ、ひらめ、こはだから。





続いて、さより、あじ、いわし、たっぷり肝乗せかわはぎ。



そして、白エビとウニ。
あまりに美味しくて追加注文したアジと、車海老。




そして、ここからはわがまま放題のスペシャルメニュー。
かわはぎの肝が大好きな私のために作ってくれた、
肝しゃり、肝〆、肝乗せの
かわはぎ肝が詰まった究極の肝にぎり!!
かわはぎの身を肝に漬けて肝〆して、シャリにも肝を混ぜて肝シャリにし、
かわはぎの上にもさらに肝を乗せてる。
ああ、こんなに肝にまみれて、幸せでございます。

スペシャル第二弾は、6つの味が楽しめる超豪華細巻。
いくら、かわはぎ、うに
ネギトロ、あん肝、サラダ、
これ、実は1本の細巻きの中に全種類の具材を入れて、
キレイに6等分すると、こんな豪華な6種巻きになる。技が光る細巻。

最後は、穴子で。
穴子大好きなので、当然、つめも、塩も、どちらもいくw。


ホント「波やし」さんは素晴らしいなあ。
お客さんに合わせて作ってくれるので、
基本の流れやコースはあれど、もっとつまみが食べたければつまみを出してくれて、
にぎりが食べたければ、お店のおすすめでも、お客さんのお好みでも
追加で足すのも減らすのも、自由にやってくれるのがありがたい。
最近、高級な鮨屋さんだとコースもガッツリ決まってて、
中には追加で食べたいものの注文も出来ないところもあるが、
それはそれで鮨屋さんがプロとしてお客さんに食べさせたいものを
ちゃんと出してくれるので、悪いわけではないけど、
やっぱり体調とか気分とか色々とあるから、
それに合わせて柔軟性があるお店は行きやすいし、総合値は高い気がする。
■「鮨 波やし」
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13070215/
昨年秋にオープンしたばかりの三鷹「すし さき田」で、
友達のランチ貸し切り会があり、お邪魔させてもらった。
小さな店内だが、靴を脱いで、
掘りごたつのような感じでカウンターに座るスタイルで、とても落ち着く。



大将は、鮨の名店「久兵衛」で修業されていただけでなく、
魚の勉強をするために大手の仲買店でも修行されてる、
まさに魚を知り尽くしたプロフェッショナル。

1品目は、白魚から。
日本酒は、さっぱり辛口の宮城県平考酒造の「日高見」。



2品目は、まはたのお造り。

3品目は、蝦夷アワビと明石の真だこ。
アワビもたこも、すごく柔らかくて、美味しかった!

4品目は、ボタン海老。
火を入れすぎずに、ちょっとレア気味に。

5品目は、あん肝。
優しい味わいで、これもすごく美味しくできていた。

6品目は、とり貝。甘味がある。

7品目は、めぬけのしゃぶしゃぶ。
これもすごく甘味あって、美味しい。

8品目は、軽くあぶったサワラ。

軽くつまんだ後に、にぎりがスタート。
まずは、スミイカ、かすご鯛、サバ。



次に、福井と京都の赤身、中トロ、大トロ。
同じ中トロでも、産地や部位が違うと、味も香りも全然違う。




続いて、天草のこはだ、大粒の小柱、ウニ。



最後は、江戸前の煮はまと煮穴子。
鮨の仕込みでは、煮はまが一番難しいそうで、
火を入れすぎるとすぐ硬くなり、火を弱めると生臭くなるので、
すごく技術とコツがいる仕込みになるそう。
あまり普段は好んで煮はまを食べないのだが、
味が濃すぎず、薄すぎず、柔らかくて、美味しい煮はまだった。


玉子がすごくフワフワで、カステラのようで、とても美味しかった。
美味しいので、おまけで端っこももらっちゃったw。


全体的にすごくバランスが良く、食べやすく、美味しいし、
三鷹のこの近辺でこんな雰囲気の寿司屋さんがあまりないので、
一気に人気店になりそうな予感。
1つ欲を言うと、全体的にバランス良く、優等生すぎるので、
もう1つ、人に言いやすい何か個性があると、もっといいなあという感じ。
■「すし さき田」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13216828/