今回の博多出張のグッバイラーメンは、
以前食べて美味しかった「博多一双」。
臭くてドロッとしてて、それでいて美味しい豚骨という、
私の理想的なラーメン屋が、なんと博多の関係会社の近くに出来てて、
これは、行くしかない!


すでに店の看板が見える前から風に乗って漂う豚骨臭。
これがいいんだよねー。
白濁した泡立つ豚骨カプチーノ。

相変わらず、濃くて申し分なく美味しいのだが、
なんか最初に食べた時よりも正直濃さを感じなかった。
気持ち、豚骨臭もちょっと弱い気がする・・・。

私の舌が豚骨に慣れ過ぎて、バカになってるのか・・・。
そんな話を地元博多のスタッフにしたところ、
「スープが若いからでは?」という意見が出た。
スープが若い。
東京だとあまり聞きなれない言葉だが、
豚骨を煮詰めてまだ間もないスープと、
じっくり煮詰め切ったスープでは味も香りも違うらしい。
なるほど!
ランチタイムが終わった頃に行ったから、
前のスープが終わって、若いスープが出てきたのかもしれないな!
今日のところは、こんな感じでグッバイラーメン。
次は、もっと年取ったスープが出てくることを期待して。

■「博多一双」
http://www.hakata-issou.com/
博多に関係会社があったり、ゲーム業界のイベントがあったりで、
年に何回か博多に出張するのだが、
その度に、ウェルカムラーメンとグッバイラーメンというのをやっている。
当然、そのラーメンのどちらも豚骨ラーメンを指す。
今回の出張のウェルカムラーメンは、
博多駅のラーメンストリートにオープンしたばかりの
「らーめん二男坊」にしてみることに。
スーツケースを引きづり、そのまま店に突入。


博多ラーメン総選挙1位というのがウリのようで、
至るところでアピールされてて、期待値が上がる。

半熟煮玉子らーめん(800円)に、
きくらげ増量。

臭くないというのがポイントらしく、
臭い豚骨好きにはちょっと物足りなさもあるが、
臭くはないが、ちゃんと豚骨の濃厚さはあって、味は好み。
結構、美味しい。

餃子は普通かな。
らーめんは、またもう一度食べてみたい感じ。
個人的に、臭いと濃厚がセットで豚骨らーめんの旨さを構成してるのかと思ってたが、
臭くないけど旨い豚骨らーめんも存在するんだなあ。

■「らーめん二男坊」
http://r-jnb.jp/
出張で、羽田第二ターミナルへ。
ここ数年で飛行機を使う出張が増えて、
空港に来るのが、
普通に電車乗るために駅行くくらいの気分になってきた今日この頃。
いつも気になってはいたが、
どうも前を通っては、結局入らずにいた
空港レストラン街でひと際異色を放つトルコ料理店、
「ミセスイスタンブール」で、ついにご飯を食べてみることに。

飛行機乗る前の時間と戦っている時には、
意外とこのドネルケバブのファストフードスピード感は悪くないのだが、
これから飛び立つ前に(しかも国内に向かって)、
トルコ料理食べるぞ!(しかも昼から)という気になかなかなれず、
同じ気持ちの方が多いのか、いつもここだけ空いている印象。
ピラフとサラダが付いてくるドネルケバブセットを注文。
普通にケバブしてて、味は全然いけるのだが、
やっぱりなんか飛び立つ前にトルコ料理というのがしっくり来ず(苦笑)、
ちょっと変なソワソワした気分で福岡に向かう。



■「ミセスイスタンブール」
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131504/13118817/
白金台にある人気フレンチ「TIRPSE ティルプス」でディナー。


フレンチの名店「カンテサンス」で修業されていたスタッフが、
「カンテサンス」の元跡地を引き継いでやられて、
オープンから2ヶ月でミシュランの星獲得をして話題になり、
その当時、お邪魔させてもらっていたが、久しぶりの再訪。


コース1品目は、3種のスナック。
インカのめざめを使ったスナック、
ブラックオリーブと新玉ねぎを合わせたものなど。
個性的な青い皿にスナックがすごく映える。


2品目は、ハニーキャベツのムースと文旦を合わせたもの。

3品目は、〆鯖。
ソースがなんと発酵させたキウイ。
キウイのとがった甘味や酸味が丸くなってて、不思議と鯖に合う。


4品目は、ほうれん草と真鯛を合わせたもの。
緑がめちゃくちゃ色鮮やかで美しい!


5品目はシェフのスペシャリテで、イカのリゾット。
このイカスミのリゾットがめちゃくちゃ美味しくて、驚いた!


6品目は、トリュフとフォアグラ。


7品目は、2週間熟成させたサワラ。
ソースは、卵黄のオランデーズソース。


8品目は、青森県産の銀の鴨。
付け合わせは肉厚の原木しいたけ。



9品目は、晩白柚(ばんぺいゆ)と、
セロリを組み合わせた爽やかなデザート。

10品目は、トンカ豆、あまおう、
よもぎなどを使った和の雰囲気があるデザート。
私の誕生日のお祝いもしていただき、ハッピーバースデー仕様に。

最後の小菓子は、ジャスミンのマカロンと金柑のタルト。
相変わらず、どれも美しく、写真映えのする料理ばかり。
残念ながら、「TIRPSE ティルプス」は年内に閉店が決まっているので、
この料理を楽しみたい方は今のうちにぜひ。

■「TIRPSE ティルプス」
http://tirpse.com/
吉祥寺の井の頭公園口に、
「Boulangerie Bistro EPEE ブーランジュリー・ビストロ・エペ」という
美味しいパン屋さんがあって、
そこのパンが好きで、ちょこちょこ買っている。
そのパン屋さんがビストロもやっていて、パンの販売だけでなく、
ビストロのランチやディナーでも焼きたてのパンを出してくれるので、
フラッとご飯を食べに来たりしている。



「EPEE エペ」の焼き立てのパンがめちゃくちゃ美味しい。
本日は、カンパーニュと、いちじくのパンと、紅茶のパンの3種。
このパンだけでもお酒が飲めてしまう。


生ハムとチーズ。
生ハムは、36ヶ月熟成したプロシュート。
チーズは、フランス・サヴォワ地方のカマンベールとウォッシュ。
どちらもすごくいい香りで、ワインが進む味。



愛媛・今治の無農薬野菜の鉄板焼。
通常は1つで2人分くらいのボリュームがあるのだが、
ちゃんと1人用にハーフサイズにしてくれるのがありがたい。


じゃがいものグラタン。
クリームソースとチーズが濃厚で、これまたワインに合う!

ちなみに、パンは食べて無くなると、どんどん追加してくれる。
オレンジとピスタチオのパンを足してくれた。
パンが美味しくて、エンドレス状態に突入w。

ふぐのフリット。
ふぐに生ハムを巻いてフリットしていて、
上からトリュフのクリームソースがかかっている。

メインは、鴨のフライドチキン風。
外の衣はパリッと、中はしっとり。
かなりデカいw。



パンも料理も美味しく、居心地がいい。
吉祥寺でお気に入りのビストロの1つ。
■「Boulangerie Bistro EPEE ブーランジュリー・ビストロ・エペ」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13159064/
懇意にさせてもらっている高円寺の鮨の名店「鮨 波やし」で食事。
夜遅めスタートの、周りも常連さんばかりのアットホームな雰囲気。


1品目は、岩つぶ貝と穴子の骨。
やっぱり鮨には日本酒w。



2品目は、本日のお造り。
大きくて甘いボタン海老、青柳、ホタルイカ、シメサバ。

3品目は、焼物の盛り合わせ。
稚鮎、マグロのたれ焼き、アオリイカ。

4品目は、子持ちヤリイカ。
生姜と、タレの2種類の味で。
卵がトロトロで、身も柔らかく、すごく美味しい。日本酒進むw。

5品目は、手ガニ。
身の部分と、特別に甲羅の味噌の部分をどちらももらえた!!


甲羅の部分は熱燗入れて、甲羅酒に。なんとも贅沢!

6品目は、牛のサーロイン。
ずっと魚が続く中、ちょこっと気分転換に肉が入るのは嬉しい。

7品目は、トリ貝の肝を使った肝飯。
これが貝のいい香りと濃厚な出汁で、めちゃくちゃ美味しくて、絶品だった。

8品目は、イクラが乗ったばくだん。
海苔とネギトロ納豆の相性が抜群。

ここからにぎりへ。
まずは、ニュージーランドのマグロの中トロから。
ニュージーランド産のマグロは初めて食べたけど、
脂のバランスが良く、さっぱりしてて美味しい。

貴重なホシガレイ、こはだ、カツオ。



スミイカ、さよりとイワシ、トリ貝。
イワシは脂乗ってて、美味しいかったなあー。
トリ貝も甘くて、いい香りがして、素晴らしい。



白海老と塩水ウニ、穴子は塩とツメ両方で。



最後は、巻物。
アワビときゅうり、ネギトロの2色巻き。


お代わりタイムは、
大好きな車海老と、これまた大好きなカワハギ。
相変わらず、本当に美味しし、自由で気軽で素晴らしいな、「波やし」さん。


■「鮨 波やし」
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13070215/
最近、鮨グルメ界の中で、たびたび名前を聞く阿佐ヶ谷「じゅうぞう」。
知り合いの方が貸し切り会を開くとのことで、お邪魔させてもらった。


中央線らしい雰囲気を醸し出す阿佐ヶ谷北口の飲み屋街を通り、
焼鳥屋、おでん屋、ワインバーなど、
賑やかなお店を通った一番奥にひっそりと佇む小さなカウンター鮨。

鮨は、つまみも、にぎりも食べれるおまかせコースが8000円で、
それ以外に日本酒などは各種取り揃っていて、
お腹いっぱい食べて飲んで、1万円ちょっとで楽しめる。


1品目は、マグロのすき身。
上には、あおさと、黄身醤油がかかっている。

つまみとにぎりが交互に出てくるスタイルで、
2品目は真鯛、3品目はさよりのにぎり。
付け合わせの新キャベツを自家製発酵させた浅漬けのおしんこも美味しかった。



4品目はすみいかの肝、5品目は柔らかいタコ。


6品目は、にしんの白子。
単品だとかなり濃いので、酢飯と和えているそう。

7品目はトリ貝、8品目はサバのにぎり。


9品目は、赤貝の味噌和え。
赤貝をこんな感じで和えて出してもらったのは初めて。

10品目は、大トロ。
脂がしっかり乗ってて甘味あるので、
わさびたっぷり乗っててもあまり辛さを感じない。

11品目はアナゴの肝、12品目はウナギの出汁卵とじ。


13品目は、ウニ。
海苔の香りと、ウニの甘味をどちらも感じられるように
軍艦にはしないで、オープンサンドにしているのだそう。

面白かったのが、14品目の車海老。
普通、頭と尻尾が出てて、細長い形状をしているのだが、
「じゅうぞう」では、口当たりを考え、食べやすいように、
頭と尻尾が中に折りたたまれている。
なので、ちゃんと1本分の海老が入ってるのだが、コンパクト。


15品目の〆はアナゴ。
お椀は、バイ貝や白みる貝で出汁を取ったお吸い物。


最近とても人気で予約も取りづらくなっているらしいが、
阿佐ヶ谷の飲み屋街で、こんな本格的なお鮨が食べられるのは素晴らしい。
■「じゅうぞう」
http://jyuzo.jp/
メシクエをやっていて、よく聞かれる質問の1つに、
「いつも美味しそうなものばかり食べてますが、
定食屋さんとかって行かれるんですか?」がある。
その答えは、「YES!成沢クリニック!!」であり、
定食屋さんは、実は、結構好きで、好んで行っております。
吉祥寺でも色んな定食屋に行ってみていて、
その中でも今のところダントツに私の好みで、
大好きな味ど真ん中だったのが、ここ「もがめ食堂」。


駅前のサンロード商店街をひたすら進んで、
途中にある紳士服屋さんのあるビルの、
ちょっと奥まった先にある階段降りて地下という、
なかなか知らないと来にくい場所にあるのだが、
ランチタイムは定食ファンでいっぱいで、待ちの列ができるほど。

生姜焼き定食(900円)を注文。
小鉢がいっぱい付いているところとか、
小鉢の中に小さな刺身があったりするところとか、
言わなくても最初からマヨネーズが付いて来るところとか、
お米がとても美味しいところとか、
おばあちゃんの作ってくれた懐かしい味噌汁の味がするところとか、
何から何まで私の好みの定食だったりする。




生姜焼きもすごく美味しく出来ていて、
手料理のあの幸せな感じが味わえる。
濃さもいい感じで、ご飯をかき込みたくなるような、白米がグングン進む味。

本来の定食屋さんの姿があって、
それでいて入りづらいような古さはなく、
毎日通いたくなるような、とてもいい定食屋。
久しぶりに、好みの美味しい生姜焼き食べさせてもらった。
■「もがめ食堂」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13202037/
新宿御苑前にある地元密着型の鮨屋「三ます」でランチ鮨。
店前を通るたびに、創業明治四十三年という看板が気になってて、
でもなかなか機会がなくて、ようやくランチに来れた。


今みたいに回転寿司屋が町中にあって、おしゃれな鮨屋もいっぱい増えて、
鮨がこんなに身近になる前は、こういう鮨屋さんがいわゆる「鮨屋さん」だったよね、
なんてことをしみじみと懐かしく思ってしまうような雰囲気。


ランチは、松竹梅の3種になっていて、
松すし(1600円)を注文。
中トロやいくらが入った全9種とお椀付き。






鮨は上を見てしまうとキリがなく、
昨今はクオリティーが高い鮨屋さんもたくさんあるので、
味としては正直可もなく不可もなくなのだが、
子供の頃に、地元蒲田で連れて行ってもらった鮨屋さんを思い出し、
個人的にはなんか新宿御苑前から数十年前にタイムスリップした気分で、
ちょっと不思議なランチになった。
■「三ます」
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13011899/
小腹が空いたので、おやつなのか、軽めの夕食なのか、
よく分からないタイミングで栄養補給。
健康的な和食が食べられるデリカフェ「FLUAX CAFE」へ。

店内は割と広く、ゆっくり出来て、
代官山駅からも渋谷駅からもちょっと遠いこともあってか
比較的いつも空いている印象。

おばんさいセット(1200円)を。
ショーケースの中から3種類のおかずを選ぶ。
鶏の塩麹から揚げと、ポテトサラダと、グリーンサラダ。
ご飯は、玄米にしてもらうことも出来る。






白味噌の豚汁がなかなか美味しい。
ちゃんとした夕食とかだと少し物足りないけど、
ランチだったり、軽めの夕食を食べるには便利。
■「FLUAX CAFE」
http://flux-cafe.com/