神戸出張。
昭和8年創業の三宮にある老舗洋食店「グリル十字屋」でランチ。


洋食の町・神戸ならではの、どこか懐かしい趣ある店内。
赤いチェックのテーブルクロスとか、いかにも洋食屋さんっぽい感じ。
店内は、全体的に年齢層高めだが、
観光客だけでなく、地元の人もかなり多い印象。

ランチセット(2500円)をいただく。
まずは、ポタージュスープ。
今時のコクがある濃厚なポタージュではなく、サラッと薄めのポタージュ。

メインは3種から選べて、私はハンバーグステーキを選択。
付け合わせはポテトサラダと、玉ねぎのケチャップ炒め。




ハンバーグは、今時の柔らか&レア気味&ジューシーなものとは違い、
しっかり火が入っていて、見た目よりも味はサッパリしている。
決してまずくはないんだけど、ちょっとコクがなくて、物足りなさは感じたかな。
良い悪いではなく、昔はこれがハンバーグであって、
この味が好きで慣れ親しんだ人も多いんだと思う。

■「グリル十字屋」
http://www.grill-jujiya.com/
大好きな石井シェフのフレンチ、北参道「Sincere シンシア」で
毎年恒例になってる大切な人の誕生日会を開催。
大好きなお店は、大好きな人と一緒に行くと、より楽しい。


まずは、白ワインで乾杯。
ソムリエさんが私の大好きな
ゲヴェルツトラミネールドメーヌトラペを用意しておいてくれた!


今日も石井シェフのおまかせコース。
1品目は、ウニとアワビのフラン。
洋風茶碗蒸しみたいな感じで、濃厚で、とっても好きな味。



2品目は、「シンシア」名物の豪華なアミューズ盛り合わせ。

サーモンとクリームチーズ。下にはパイ生地。

ライ麦クッキーの中には、鴨のリエット。

小さなホットドッグの中はブータンノワール。

クリスピーな生地で包んだポロ葱のクリーム。

ワタリガニのビスクコロッケ。
どれも小さいけど、とても丁寧に、細やかに作られてて、
見た目だけでなく、ちゃんと美味しいのがすごい!!


お代わり自由な選べる自家製パン。
パンが美味しすぎて、料理のことを考えずに、ついつい食べてしまう。


3品目は、大西洋クロマグロを使った1品。
根セロリのムースとスパイスを合わせて。


4品目は、ホワイトアスパラを使った1品。
甘味あるホワイトアスパラのムースに、
足赤海老やあおり烏賊の組み合わせ。


5品目は、のど黒とハマグリを使った1品。
のど黒には黒米をまとわせて、香ばしく焼き上げてあり、
香りもよく、カリッとした食感が楽しめるようになっている。
ハマグリの出汁も入ってるので、ちょっとしたお茶漬け感覚。


6品目は、活伊勢海老。
直前まで生きていた新鮮な伊勢海老を、
野菜と一緒に風船の中に閉じ込めて、ブイヤベース風に。



7品目のメインディッシュは、雌限定牛「静岡育ち」のグリル。
濃厚でジューシーな牛肉に、山椒の香りがいいアクセントになってる。


8品目は、選べる〆のストウブご飯。
私はいつものブイヤベースご飯で。これがお気に入り。



こちらは他の人が選んだイベリコ豚と九条葱。

9品目はシェーブル(山羊)チーズを使ったパンナコッタ。
緑のソースはルッコラ、中にはパイナップルも。
口直しにちょうどいい、香りの良いサッパリとしたデザート。

10品目は、宇和島ブラッドオレンジのデザート。
オレンジの部分がブラッドオレンジのシャーベット。
メレンゲとバナナも組み合わさって、トロピカルで華やかな味。


最後は、ジオラマの中から食べられる小菓子を3つ探して、
お土産はカカオのマドレーヌ。
今日も大満足の「シンシア」フルコースだった。



■「Sincere シンシア」
https://www.facebook.com/fr.sincere/
吉祥寺の駅直結「アトレ」の1階に今年オープンした、
懐かしくて新しい洋食を提案するカジュアルダイニング「SIGN サイン」へ。

前にあったカフェダイニングは、自然派というか人を選ぶメニューが多く、
結局最後の方はあまり人が入っていなかった印象だったが、
洋食という分かりやすいコンセプトと、
席数も多く、朝昼夜とカフェでも食事でも利用できる気軽さがあって、
私も最近よく利用させてもらっている。

ランチタイムを逃した、ちょっと遅めのランチ。
なんとなくパスタ気分なので、カルボナーラを。
濃厚で、奇をてらってないので食べやすく、なかなか上手に作られてる。


銀座「マルディグラ」のシェフとコラボしたという、
トスカーナフライドポテト。
外はカリッとしてて、ローズマリーのいい香りがする。


抹茶ラテは、甘さがかなり控えめになってて、大人な味。
これも美味しく出来てる。

カフェよりも、メニューが充実、ちゃんと食事が食べれて、
ファミレスよりもオシャレで、駅にも近く、色々と便利な1軒。
■「SIGN サイン」
http://www.transit-web.com/shop/sign_kichijoji/
中野に用事があったので、
知り合いに教えてもらった低温調理とんかつ「幸運豚人」でランチ。
ちなみに、「幸運豚人」は、「ついてる!ポークマン」と読むらしいw。

名物の「レアカツ」(1000円)を注文。
ボリュームたっぷりの大きなとんかつ登場。

低温調理でにより、中はレアで、柔らかいと聞いていたが、
硬くはないのだが、想像よりレアではなく、普通かな・・・。
低温調理とんかつという言葉で一気に自分の中のハードル上がってしまっていた。
あと、個人的にはもっと肉の味のするジューシーなとんかつが好きなのだが、
かなり淡白で、あっさりしていて、ちょっと物足りなかった。
胃もたれが怖くてトンカツ食べなかった人とかにはいいランチなのかも。

■「幸運豚人」
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13214614/
銀座の鮨の名店「はっこく」へ。
鮨グルメには有名な予約の取れない名店だが、
大将佐藤さんのご厚意で、席をいただけることになった。


すごく整然としてて、美しい店内。
肩ひじが張るような変な緊張感はないが、自然と背筋が伸びる感じ。
「鮨を食べるぞ!」モードが高まってきた!!




1品目は、突先として、フワフワ、トロトロのネギトロ巻から。
巻物は最後という何となく固定観念があったので、これは意外。
海苔も、シャリも、ネギトロも、すごく美味しい。

2品目は真子鰈、3品目は春子鯛、4品目は伊佐木。
その間に、箸休めとして、甘味ある新玉ねぎのスライス。




5品目は鱒、6品目は葡萄海老、7品目はカツオ、8品目は鱚昆布〆。
箸休めは、なんとピーマン。
鮨屋でピーマンが出てきたのも、食べたのは初めてだがw、
このピーマンが甘くて美味しくて、また驚く。





9品目は真蛸、10品目は蝦蛄、11品目は鯵、12品目は鳥貝。




13品目は毛蟹、14品目は煮蛤、15品目は鮟肝。
鮟肝の鮨って、意外となくて、初めて食べたかも。とても濃厚。



16品目は鮎魚女、17品目は墨烏賊。
お品書きを見て、「アイナメ」ってこう書くのを初めて知った。
鮨屋さんは漢字の勉強にもなるw。
箸休めは、ヤングコーンとカリフラワー。



18品目はマグロ、19品目は中トロ、20品目はトロ、21品目は大トロ。
赤からピンクへ、美しいサシのグラデーション!!




22品目は小肌、23品目は車海老、
24品目はえぼ鯛昆布〆、25品目は平貝。




26品目は鰯、27品目は金目鯛、28品目は太刀魚。
箸休めは、ケールとブラウンマッシュルーム。
鮨屋でケールが出てきたのも初めてw。




29品目は蝦夷馬糞雲丹、30品目はのど黒、31品目は穴子。
ここまですべて本当に香り良く、めちゃくちゃ美味しかったが、
この最後ののど黒は、感動する美味しさだった。




最後は、玉。
表面がパリッと焼かれてて、中はモッチリ、外はカリッと。
上品な焼きプリンを食べているような鮨屋のデザート。

とても美味しく、あっという間の30貫だった。
「はっこく」のにぎりを撮っていて感動したのは、
どの鮨もレンズを向けた瞬間にすぐに絵が決まるというか、
すごく凛としてて、美しいこと。
普通にぎりを撮ると、角度とか、うまく絵が出来なくて、
何回かカメラの向きを変えたり、にぎりの位置を変えたりするんだが、それがない。
どこから撮っても1発OK、スーパーモデルのような鮨だった。
■「はっこく」
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13217157/
吉祥寺で遅くまでやってて、そこまで高くなく、
気軽に一人で入れて食べれる鮨屋さんを探していたところ、
知り合いの居酒屋の大将から「魚吟」さんを紹介してもらった。


お通しは、つぶ貝の煮付と、刺身こんにゃく。



出汁巻き玉子。
この出汁巻きが、ちょっとビックリするくらい美味しくて、感激レベル。
これは、必食の1品を早速見つけてしまったw。

ゲソの天ぷら。
ゲソ天が美味しいという話を前情報で聞いてたのだが、
これもちょっとビックリするくらい美味しくて、また感激w。
こんなにカラッと上手にあがってるゲソ天はなかなかないぞ・・・。

茶碗蒸し。
具材はシンプルだけど、蒸し立てで、これも美味しい。

赤貝に、イワシ。


赤身とトロ。


車海老と、鉄火巻と、ウニ。
最後は、あら汁を。
結構食べて、美味しかったけど、すごくリーズナブルな値段だった。




個性的な大将2人で切り盛りしているダブル大将という不思議な組み合わせで、
テーブルもあるけど、常連さんがみんなカウンターに固まってて、
大将とのトークを楽しみながら鮨を食べているアットホームな雰囲気。
女性1人のお客さんもいて、私の求めていた感じの鮨屋さんだった。
いいところを教えてもらったなー。
■「魚吟」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13055681/
吉祥寺の路地裏にある日本酒専門店「にほん酒や」で、ちょい飲み。
この日は勝手に吉祥寺ツアーをしてて、
すでに4軒目なので、軽めにw。

お店オススメの山形県鯉川酒造「亀治好日」を。
盃が台の上に乗ってて、すごくオシャレ。



おつまみは、アボカドの味噌漬け。
アボカドと味噌で、想像通りの濃厚さ。日本酒にすごく合う。

こちらは、村越軍鶏ろっくの手羽先煮込み。
甘味あるキャベツと柔らかく煮込まれてて、軽い酸味がある。

牡蠣と生海苔の茶碗蒸し。
牡蠣本体は食べられないので、牡蠣の出汁と海苔の部分をメインに堪能。

最後も、お店オススメの日本酒を。
島根旭酒造の「十旭日」(じゅうじあさひ)。
この日本酒、かなり強くて、濃くて、一気に目が覚めたw。

■「にほん酒や」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13107739/
大好きな渋谷のビストロ、
「キュイジーヌ エ ヴァン アルル」でランチ。
休日だけ、14時から通しでランチ、ディナーまで営業をしてるので、
ちょっと遅めのランチを食べるのに、すごく便利。


ランチコースは、サラダ、メイン、デザートが付いて、
メインとデザートは好きなものが選べる。
まずは、サラダから。
半熟卵にイチゴもあって、かなりボリュームたっぷりの食べ応えのあるサラダ。



メインは、牛リブロースのステーキ。
ランチとは思えないボリューム!!
付け合わせは、特別にフライドポテトに変更してもらった。
「アルル」のポテトは、ちょっと特殊な手の込んだ作りをしてて、
すごく美味しいので、フライドポテト好きな方はぜひ。


デザートは、イチゴのタルトを。
甘さ控えめで、しっとりとした美味しいタルト。


渋谷駅からも、神泉駅からもちょっと離れているが、
渋谷周辺で、美味しいランチを静かに食べれる貴重なビストロ。
■「キュイジーヌ エ ヴァン アルル」
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13141558/
中野にある「鉄板中華 仁」で食事。


「紅琥珀」(べにこはく)という日本で作られた紹興酒で乾杯。


桂花という6000円のコースを。
昔はアラカルトで注文できたが、最近はコースのみにしたのだそう。
1品目は、中華前菜の盛り合わせから。
水ダコ、牛タン、自家製チャーシュー、
生ホタルイカの老酒漬け、豚耳など。



2品目は、本マグロの中華刺身。
日本の醤油&わさびのサッパリとした刺身と違い、ゴマ油の効いた濃厚な味わい。
これはこれで、紹興酒のような強いお酒にはすごく合う。


3品目は、気仙沼産のふかひれの姿煮。
上海蟹のカニ味噌も一緒に煮込まれているそうで、
このふかひれ、ものすごく美味しくて、いい味だった!

4品目は、北京ダッグ。
よく「なぜ北京ダッグは皮しか食べないのか?」という話を聞くが、
実は、中国では身も食べるし、煮込みになって出てきたりもする。
日本の北京ダッグは、確かにあまり身を出さないなあ。

5品目は、お店オススメの宮崎牛のヒレ。
牛の味がしっかり出ていて、柔らかく、美味しいヒレだった。


6品目の〆は、麻婆豆腐。
辛さを控えめにしてもらったんだが、それでも私には辛く、
かなりスパイシーで私はちょっと苦手なタイプの麻婆豆腐だった。

9品目は、牛乳の味がしっかり出ている濃厚な杏仁豆腐。
杏仁豆腐はミルたっぷりの方が好きなので、好みの味。

フラッと行って、アラカルトで鉄板中華が食べられる気軽さが好きだったが、
コースになってしまったのは、個人的にちょっと残念。
とはいえ、味は変わらず、一通りおすすめ料理が食べられるので、
フラッとではなく、ちゃんと中華食べるぞ!の時にはいいのかも。
■「鉄板中華 仁」
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13117682/
懇意にさせてもらっている吉祥寺の人気居酒屋「じゅん粋」へ。
予約特典の名入り生卵と共に、着席。
そうだ、酒が無くては戦はできぬ!!酒だ、酒だー。



1品目は、名物の茄子のおふくろ煮。
本当にオーナーさんのお母さんが煮てくれているおふくろの味。
そして、この茄子が味付け良く、めちゃくちゃ美味しい。

2品目は、毛蟹。
こんなにカニ身がたっぷりで、1580円の大特価!
カニうまー、うまー。


そして、残ったカニ味噌を使ってリゾット風に。

3品目は、刺身の盛り合わせ。
「じゅん粋」の刺盛に、ちょこっと酢飯がおまけで付いてのが嬉しい。
ちょっとだけでも酢飯食べたくなるんだよね。刺身ってw。


4品目は、納豆と刺身好きにはたまらないばくだん。
自分で、酢飯と海苔で巻いて食べる。


そして、こんなところに予約特典のひょっこり生卵はんがw。
ちなみに、予約特典の卵を使うと、卵料理は50円引きになるサービス。

5品目は、平塚かまぼこバター。
これが、シンプルだけど、病みつきになる味。うま!

6品目は、名物の豚平焼。
安心、安定のクオリティー。

7品目は、雲下すきやき。
鉄板焼きで炒めながら作ってくれるすき焼きで、
甘さの仕上げにわたあめを使っているのが特徴。
ちゃんと味はすき焼き。


8品目の〆は、定番のソース焼きそば。
見た目はよくあるソース焼きそばだが、
他店と、麺とソースがちょっと違ってて、
一風変わった独特なソース焼きそばになってる。

おそらく私が吉祥寺で一番行ってる居酒屋は、
たぶん「じゅん粋」なんじゃないかと思うが、
すごい頻度でお邪魔しても、毎回美味しくて、楽しくて、飽きない。
本当に素晴らしい、大好きな居酒屋。
■「じゅん粋」
http://www.bakawarai-junsui.com/