駅からちょっと離れた場所に
オシャレな何かが作られてたのは前から気になってて、
オープンしたら炭火焼きのイタリアンで、ディナーでお邪魔してみた。

ガラス扉が開けられてて、外の空気が気持ちよく、
意外と店内も広く、カウンターの居心地がいい。


お通しで出てくる自家製パンが素朴な甘味あって美味しくて、
なんだか手が止まらず、食べ続けてしまう。


1品目は、前菜の盛り合わせから。
大山どりの胸肉の低温調理、自家製鴨の生ハム、
沖縄県ロイヤルポークのポルケッタなど。
特に、鴨の生ハムはとても美味しかった!



2品目は、自家製鴨の生ハムと洋梨のサラダ仕立て。
前菜の盛り合わせにも出ていた美味しい濃厚な鴨生ハムと、
少し苦みある葉物と、甘味ある洋梨とのバランスいい組み合わせ。


3品目は、炭火で炙った自家製スモークサーモン。
半生のような状態だが、じっくり火を通してあって、柔らかく、いい香り。
メニューに「フォアグラのテリーヌと共に」とあったのだが、
フォアグラのテリーヌは付いてこなかったw。


4品目は、お店おすすめの和牛の炭火焼き。
柔らかく、美味しく出来ていた。
特に、付け合わせの野菜の炭火焼きが甘くて、美味しかった。


5品目はタラのヴィツェンツァ風という煮込み料理。
タラとたっぷり玉ねぎのクリーム煮込みのような感じ。


6品目は、お店おすすめの魚介のカルボナーラ。
ラグー状にした魚介をクリーム仕立てのパスタに。
いわゆる、卵黄とベーコンのカルボナーラとはちょっと違うが、
魚介のクリームパスタとして美味しく出来てる。


帰りがけにお土産のビスコッティをもらった。
雰囲気も良く、入りやすく、オシャレでいい感じのイタリアンで、
全体的にちゃんと美味しいのだが、コレだ!という目玉がない感じで、
思い出して食べたくなる料理があると、もっといいなあという印象。

■「egna (エーニャ)」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13223715/
神戸で伺ったミシュラン兵庫掲載フレンチ「anonyme アノニム」さんから
お弟子さんが渋谷・神泉でフレンチをオープンしていると教えてもらい、
松濤美術館の近くにあるフレンチ「ソンデコネ」へ。

ご夫婦で静かにやられている「anonyme アノニム」とは対照的に、
楽しげな音楽全開で、陽気で元気な若いシェフが出迎えてくれた。
神泉、松濤ではもう有名なフレンチになっているようで、
19時にはカウンターも含めて、一気に満席になってしまった。

コースはおまかせの1種類のみ。
雰囲気は対照的だが、メニュー表が無くて、
小さな前菜3種に、魚と、肉と、デザートという構成は
「anonyme アノニム」とよく似ていた。
まず1品目は、かぼちゃとヘーゼルナッツのポタージュから。
香りのアクセントに中にオレンジが入ってるのが印象的。

2品目は、ブラッタータチーズとチコリとサラミのサラダ。
このブラッタータチーズがすごく美味しくて、ビックリ。
チコリも独特の苦みが無くて食べやすく、相性が良かった。


フォカッチャがこれまたいい感じに
塩とオリーブオイルが効いてて、すごく好みの味だった。
美味しかったなー。お代わりが止まらないフォカッチャ。

3品目は、マグロとじゃがいもの組み合わせ。
マグロにしっかり味が付いてて、じゃがいもでクリーミーな味わいに。


4品目の魚料理は、サワラとイカとカリフラワー。
グリーンのソースが鮮やかで、食べやすい魚料理。


5品目はの肉料理は、鹿とビーツ。
鹿肉と、甘味あるソースやビーツとの組み合わせ。


デザートは、なんと3種出てくる。
1つめは、レモンクリームのムースで写真を失念・・・。
2つめは、栗のアイスとキャラメルソース。

3つめは、ビターなチョコレートと洋梨。
フレッシュハーブのハーブティーと共に。



裏渋谷の神泉という場所にすごく合っているフレンチというか、
堅苦しくなく、自由にカジュアルに食べれて、
それでいて、ちゃんと品もあるような、今らしいフレンチだった。
■「ソンデコネ」
https://meshi-quest.exblog.jp/30012038/
超予約困難な亀戸イタリアンの名店「メゼババ」で、
晩秋のイタリア料理を堪能する。

1品目は、近江牛のタンハムから。
濃厚な味で、普通のハムとは違う、まさにタンの味。
私が好きだと思うと高山シェフが用意してくれていた赤ワインが
めちゃくちゃ好みの味で、ここ最近飲んだ赤で一番好きだった。



2品目は、鳩のフリット。
フレンチで鳩のローストとかは食べたことがあったが、フリットは初。
鶏肉のフリットとはまた違う、濃厚な味わいだが、
しっかり鳥の味が感じられて、ワインに合う味。



3品目は、「メゼババ」名物のシャモバター。
濃厚なバターの風味と、柔らかいシャモの肉にノックダウン。
これ、ホント好き。


4人で仲良く取り分けをして、
シャモエキスを吸った濃厚なバターはパンと一緒に。


4品目は、秋トリュフのオムレツ。
これでもか!というくらいのたっぷり黒トリュフ。
めちゃくちゃいい香りがする。


5品目は、愛農ナチュラルポークの骨付きグリル。
ガツンとした見た目と違って、すごく上品な味わいの美味しい豚肉。
豚肉って美味しいなあと、しみじみ思う一品。




面白いワインを出してもらった。
赤い葡萄を使った赤ワインの色だけど、実は白ワイン。
確かに味は白っぽいんだけど、どこか赤の風味もする不思議な味。


6品目は、イタリア地茸のスパゲッティ。
キノコがすごく大きくて、ものすごく香りがいい。
相変わらず、太麺のしっかりとしたパスタが
小麦の味も感じられ、食べ応えもあって、美味しい。


7品目は、肉のスパゲッティ。
ゴロっと大きな牛肉の煮込みが入ったパスタ。
さっきの地茸のパスタと対照的に細麺でしっかり絡む。


8品目のデザートは、プリン。
甘さ控えめで、ビターなカラメルが美味しい大人のプリン。
固さもちょうど良く、とてもいい感じ。

今年最後のメゼババになると思うが、
今年も美味しいイタリアンをいっぱい堪能させてもらった!
また来年もお邪魔させていただきます!
■「メゼババ」
https://retty.me/area/PRE13/ARE17/SUB1701/100000849456/
鮨好きの友達から紹介してもらい、
鮨グルメ界で噂になっている全鮨が熟成という
鮨熟成士・白山さんのお店「熟成鮨 万」へ。

渋谷の高級マンションの1室にあり、
看板はないので、普通にマンションのインターフォンを押して、
オートロックを解錠してもらって中に入る。
エレベーターを降りると、すぐ目の前がお店で、
ガラス越しにカウンターが見え、大将の白山さんが優しく出迎えてくれる。

まず、1品目は毛蟹と松茸の前菜から。
早速日本酒をいただく。



2品目は、自家製あん肝と八王子生姜の蒸し物。


熟成鮨をしっかり楽しんでほしいという思いから、早速にぎりへ。
まずは名刺代わりという、シャリと海苔のみの味見。
赤酢がしっかり効いてて、すごく美味しいシャリ。
シャリに使っているお酢も笑顔で教えてくださった。


続いて、大間の本マグロ。
「万」は全ての鮨が熟成した魚を使っていて、これは28日熟成。
コクがあって、深い味わい。
マグロってこんな味になるんだな、驚いた。

大間の赤身のづけ、10日熟成。
マグロの切り付けが美しい。

大間のトロ、35日熟成。
すごい脂が乗っているのに、
熟成のおかげか全くくどくなく、ホント美味しい。
今まで食べたことない味と香りと色のトロをしている。

15日熟成のこはだと、25日熟成のキンメ。
白身は熟成を長くやると、
最後はどんな白身も味や香りが一緒になってしまうらしく、
白身の種類によって、ちゃんと個性が出るよう熟成日数を変えてるのだそう。


ここで、3品目のつまみ。
焼き海老と栗の組み合わせ。

17日熟成のさよりと、25日熟成の小鯛。
さよりは昨今皮をむいた透き通ったものが多いが、
そもそもは皮付きで下ごしらえをするのが本来のさよりの仕事だそう。
皮付きのさよりは初めて食べたかも。


12日熟成の北海道古平のボタン海老。
なんとも言えないねっとり感と濃厚な風味は、熟成鮨ならではの絶品。

30日熟成の羅臼のブリ。
わさびの代わりにエシャレットを使って風味良く。
元々ブリは好きだけど、熟成ブリはすごく美味しいー。

12日熟成のかわはぎは、中に濃厚な肝を挟んで。

4品目のおつまみは、甘鯛のうろこ揚げ。
この甘鯛がビックリするくらいサクサクで上手に揚ってて、素晴らしかった。

20日熟成の江戸前のサバと、
15日熟成の長崎県の剣先イカ。


35日熟成のすじこと、
10日熟成の長万部のホッキ貝。
ホッキ貝は今まで食べた中で一番美味しかったかも。
生のホッキより、熟成したホッキの方が甘味や香りが断然増してる!


12日熟成の長崎対馬の穴子。
穴子の熟成は初めて食べた!

蕪のすり流しと、かんぴょう巻。


〆の玉も当然熟成魚を使っていて、
13日熟成の甘鯛のすり身を使っている玉子。
濃厚な味わいで、玉子もすごく美味しかった。

一部の鮨ネタを熟成しているところはよくあるが、
「万」のように最初から最後まですべて熟成鮨を出してくれるところは珍しい。
今まで他店でもいくつも熟成鮨を食べてきたが、
変に強い香りがしたりして、相性が悪いところが多く、
でも、ここ「万」に来て、初めて美味しい熟成鮨に出会った気がした。
大将がなぜ熟成鮨を始めたか、魚がなぜ腐るかの研究をした話など、
まるで医学や科学の研究者の話を聞いているようで、
めちゃくちゃ面白かった。
本当に心から熟成鮨を愛している人なんだなあと思った。
素晴らしい鮨屋さんに出会った。
また近々ぜひ伺わせていただこうと思う。
■「熟成鮨 万」
http://www.yorozu-sushi.com/wp/
春夏秋冬で必ずお邪魔している大好きなフレンチファンタジスタ、
「Celaravird セララバアド」で秋のコース。

オープンからお邪魔していてもう何回目の秋コースになるのか、
さすがに毎年何回もお邪魔していると、
仕方がないことなのだが、コースの流れや内容が被るところがある。
今年の夏のコースは比較的昨年のコースと被るところが多かったが、
今回の秋のコースは去年の秋と違う料理が満載で楽しかった!
本日も橋本シェフ目の前のアリーナカウンター席にて。
千葉県木戸泉酒造の、
樽薫の付いたブランデーのような日本酒をいただく。
初めて飲んだが、すごく美味しい食前酒。


本日のメニューは、この落ち葉の中から拾う。


カウンターの特別席2席は、
セララの料理アートの過程が目の前で見れるので楽しい。
まず1品目は、紅葉に見立てたグリッシーニの枝に、
和歌山県産豚ハムを巻き付けたもの。




2品目は、スパークリングマスカット。
マスカットのシャンパンを二酸化炭素でエスプーマにしたもの。
口の中でマスカットがシュワシュワする不思議な食感。

3品目は、カンナくずに見立てた根セロリ。
根セロリを薄く削って、食べられるカンナくずに!
中にはクリームチーズとフェンネルの香り。

4品目は、森の朝。
秋のコースの名物の1つで、
朝もやをイメージした森の香りのするドライアイスの中に、
アボカドやピスタチオのムースを液体窒素で固めて苔を再現。



ペアリングのドリンクは、
松の葉のシロップとジェニファーベリーを浮かべた
スパークリングドリンク。

5品目も秋のコースの名物、落葉の森。
秋の森の中でトリュフを探す豚を再現。
黒いトリュフに見立てたものは豚耳などを使った
トリュフ風味の揚げたてコロッケ。
巨峰に見立てたものはフォアグラと砂肝。
見た目にもかわいらしいだけでなく、味もちゃんと美味しい。





去年との違いとして、さらに濃厚なキノコスープがセットに。
このキノコのカプチーノ仕立てのスープが
めちゃくちゃ濃厚で、香り良くて、美味しかった!
セララバアドの天然酵母絶品パンともすごく合う。


6品目は、秋の新作で、白イカと茸を使った料理。
柔らかい白イカの中にギッシリ茸が詰まっている。
ソースは魚介から取った濃厚なビスクソース。
かなり好みの味で、めちゃくちゃ美味しかった!!



ペアリングは、バラとぶどうのジュース。
バラとぶどうって、こんなに合うんだなあ。
お姫様になったような気分になれる香りのジュースで、とても美味しい。

7品目は、有明産の穴じゃこ・マジャクを使ったフリット。
ソフトシェルクラブのように殻が柔らかいので、
そのまま頭から尻尾までバリバリ食べれる。
付け合わせは酸味のあるマンゴーのマリネ。


8品目は、丹波黒鶏の瞬間燻製。
藁を使って瞬間的に燻製をかけたもも肉と胸肉。
お皿の下にも燻薫が入っていて、
ほおずきで穴に蓋がされてて、それを外すと食べれる間も
藁の煙が出てきて、いい香りが楽しめるようになっている。
丹波黒鶏、柔らかくて、すごく美味しいー。



ペアリングは、人参とオレンジとパッションフルーツのジュース。
下にコブミカンの葉がついてて、ちょっとアジアンな香りに。

9品目のメインディッシュは、静岡県のセレ豚。
コクがあるのに脂身が少なく食べやすい豚肉。
いつものメインはソースでフレンチ風が多かったが、
今回は最初からソースに付けてあって、
和食の生姜焼きに近いというか、ご飯が食べたくなる味だった。



ペアリングは、シティーワインと呼ばれる
江東区清澄白河で醸造しているフジマル醸造所の赤ワイン。


10品目のデザートは、どんぐりのアイス。
栗で作ったパリパリのシートを壊すと、
中からやさしい甘さのどんぐりアイスとカカオのムースが出てくる。



11品目は、小菓子の盛り合わせ。
松ぼっくりに見立てたアーモンドとチョコレート、
栗のマドレーヌ、あんぽ柿のマカロン、オリーブのグミなど。
一煎目と二煎目の違いを楽しむハンドドリップした日本茶と共に。
秋のコースも満喫させてもらった!!





■「Celaravird セララバアド」
http://www.celaravird.com/
吉祥寺某所、深夜。
期間限定、人数限定で突如現れた麻咖喱(マガリ)。
シンガポール在住9年のとてもグルメなお友達が
お店に間借りをしてオープンをする秘密のカレー店にお邪魔した。

痺れる四川風カレーということで、
香りの香辣(シャンラー)と痺れる麻辣(マーラー)を使い、
インドカレーや欧風カレーとも全く違う珍しいアジアのカレー。

今回は「麻咖喱」オープン記念として、
ジーマガというチキンのカレーと、

シャーマガという海老のカレーの2種盛り。
私がそもそも辛さと痺れがあまり得意ではなく、
私にはかなり辛くて完食できなかったのだが、
香りはものすごく良くて、インドとも欧風とも違う、
「麻咖喱」でしか食べられい唯一無二のカレーだった。

またいつかどこかでオープンされるようなので、
その時には、私の知り合いの辛いカレー好きを連れて行こうと思う。
■「麻咖喱」
http://magali.strikingly.com/
今日もせっせと花修行。
やったらやっただけの経験値が溜まっていくので、
とにかくひたすら作り続ける。
継続は力なり。


濃厚な赤の大きなダリアを中心に据えたオールラウンドを作る。
なぜか、その赤黒いダリアの名前は、
なまはげクリムゾンという(笑)。
本当にそういう名前。
色も色、名前も名前なので、なんだか血を連想し、
良からぬことを考えてしまいそうなのだが・・・。

もう1つ、大好きなゼラニウムを使う。
ああ、いい香り~。
ゼラニウムが好きすぎて、バスソルトとか、ハンドウォッシュとか、
家にはゼラニウムの香りがいっぱいあるのだが、元はこんな感じのグリーン。

こんな感じで仕上がった。
丸っこくて、オールラウンドはかわいくていいな。

アレンジメントに使った花は下記の通り。
・「なまはげクリムゾン」(赤黒いダリア)
・「サックル」(小ぶりのダリア)
・ポンポンダリア
・なでしこ
・カラー
・ゼラニウム
・紅葉ヒペリカム
・ユーカリ
吉祥寺にはいっぱいカフェがあって、
最近のオシャレなカフェから、
創業何十年という老舗喫茶店もたくさんある。
「茶房武蔵野文庫」は私が大学生の時からあって、
まだ吉祥寺にこんなに店も人もなかった頃から
吉祥寺のカフェ文化を作っていた喫茶店の1つだ。

しょっちゅう前を通るが、
そこにあることに学生時代から今も見慣れてしまって、
土日に並んで入るのもなあ・・・なんて思って、
長らく入ってなかったけど、10年ぶりくらいにお邪魔してみた。

そして、小腹が空いていたので、
これまた久しぶりに名物の武蔵野文庫カレーをいただく。
サラサラしていて、香ばしく、コーヒーと本に合いそうな大人のカレー。

ゴロっと入った大きなじゃがいもが特徴で、
これは私が大学生の時からずっと変わってない。
私はややこのカレーに苦みを感じるので、
一緒に出てくる粉チーズを大量にかけて、自分好みに変える。

アイスカフェオレは、私好みでコーヒー少なめ、ミルク多めで。
なんかホッとする、懐かしさを感じる喫茶店。
同時に、大学時代を変に思い出してしまうので、
特段嫌なことがあったわけじゃないが(笑)、
なんだか行くときは心が元気な時だけにしてるというか、
若干行くのを控えてる喫茶店であったりもする。

■「茶房武蔵野文庫」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005823/
吉祥寺の地下にある美味しい隠れ家イタリアン、
「ヴィネリアハーベスト」でディナー。
1人でフラッと気軽に立ち寄れて、深夜までやっているのがありがたい。


まずは、前菜の盛り合わせから。
シャインマスカットとブラータのカプレーゼ、
キャベツとクミンのスマカファン、真蛸と焼き茄子のマリネ、
ゴルゴンゾーラのブルスケッタなど、食べ応え十分!





椎茸とつみれのカツレツ。
ソースに鮎熟鮓(なれずし)を使っていて、
和風なチーズソースのような味わいでクセになる味。
鮎熟鮓自体は苦手なのに、なぜかこれは何度も注文してしまうw。


海老とじゃがいもとチーズのフリコ。
カリッとした洋風のじゃがいもお好み焼きのような感じ。


メインディッシュは、フィレンツェ風鶏バター。
バターの旨味をしっかり鶏が吸ってて、香り良く、とても美味しい。
どれを食べても外れなしに美味しいのが素晴らしい。


■「ヴィネリアハーベスト」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13205088/
蕎麦打ち名人と呼ばれている高橋邦弘さんという方がいて、
その方が自家製粉に取り組んだ最初の蕎麦屋が山梨県の山奥にある。
蕎麦好きの方に連れてきてもらって、その蕎麦屋「翁」へやってきた。


本当に周りには山と田んぼしかなく、
空気が澄んでて、とても静か。
周りには駅も停留所もなくて、車でしか来れないような場所。

店内も華美な装飾は一切なく、すごくシンプルで、静かな店内。
せっかく遠くまでやってきたのだから、
蕎麦のことだけ考え、蕎麦とだけ向き合って、と言われているような感じ。


メニューも本当に蕎麦だけ。
天ぷらとか、サイドメニューとかもなし。
せっかくなので、ざるそばと釜揚げ田舎そばの2種をいただく。

まずは、ざるそばから。
辛味大根と、わさびと、白ネギ。
究極に引き算され、蕎麦だけをしっかりと味わうような感じ。
風味も、茹で加減も絶妙で確かに美味しかった。



次に、釜揚げ田舎そば。
温かい蕎麦を冷たいつゆにつけていただく。
太くてコシがあり、甘味があって、蕎麦の味をしっかり感じられるので、
ざるそばより、個人的には田舎そばの方が好きだった。


自分もそうだけど、なかなかこんな場所まで来る機会はないかと思うが、
近くにサントリーの白州の工場と博物館があるので、
見学ついでに、蕎麦が好きな方は立ち寄られるのはいいかも。








■「翁」
http://yamanashiokina.com/